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出版社内容情報
最強の爆裂魔法と爆裂魔法がぶつかり合う!!邪神ウォルバクの手により、王都が危機――そんな知らせを耳にしためぐみんは、イヤがるカズマを引き連れて、戦いの最前線へと向かう。そこで判明したのは、ウォルバクも爆裂魔法の使い手であるという事実で――。
暁 なつめ[アカツキ ナツメ]
三嶋 くろね[ミシマ クロネ]
内容説明
「その者こそは私が求め続けていた宿命のライバルでしょう!」魔王軍幹部の一人、邪神ウォルバクの手により、王都が危機に陥っている―そんな知らせを耳にしためぐみんは、イヤがるカズマを引き連れて、戦いの最前線となっている王都付近の砦へと向かう。そこで判明したのは、邪神ウォルバクも爆裂魔法の使い手であるという事実で―。再び狙われるちょむすけ、めぐみんを襲う過去の因縁、最強の爆裂魔法と爆裂魔法が今、交差する!
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
100
めぐみんからの思わせぶりな態度に生殺し状態が続くカズマだが、王都付近の砦が魔王軍幹部の襲撃を受けていると知り救援に向かう事に。幹部討伐に燃えるめぐみんだが、砦を襲撃していたのはかつて紅魔の里に封印され、幼い頃のめぐみんに爆裂魔法を授けた邪神・ウォルバクで…。恩人との決戦を前に心が揺れるめぐみんに不器用ながらも寄り添うカズマと、臆病者でずる賢い怠け者だけど、いざという時は必死に仲間を助けてくれる優しい彼に惚れてしまっためぐみんの関係も更に発展し、遂に両想いに。彼のために髪を伸ばす事にした彼女が最高に可愛い。2018/05/25
た〜
84
前巻のラスト、表紙のイラスト、「紅の宿命」という副題から、めぐみん回と思いきやいきなりララティーナお嬢様が存在感を放ち、駄女神さまも暴れだし、でも「私が主役ですよ?」とばかりに美味しいところを拐って行く。そこからはひたすらめぐみんターン。その破壊力たるやまさに「エクスプロージョン!」2016/07/01
まりも
64
ダメ人間達によるドタバタ異世界ギャグファンタジーの9冊目。めぐみんと共に爆裂魔法の使い手である魔王軍幹部との戦いに挑む話。今回1番の見所はラストのめぐみん目線でしょう。もうあそこを読んだだけでめぐみん株急上昇間違いなしですわ。ダイナマイトに対抗心を抱き、因縁のある幹部と戦い、カズマとのラブコメもこなす、今回はめぐみんの魅力をたっぷり堪能できる内容だったので大満足。ダクネスのおしっこ我慢拘束プレイもよかったよ。次巻は妹キャラなお姫様回みたいだし、非常に楽しみです。今後はラブコメ模様も更に期待できそうだ。2016/06/30
shin
53
魔王軍の幹部ウォルバクに攻められる砦へカズマ達が救援に向かう9巻。ダクネスといかがわしい感じのトラブルの最中に、めぐみんの仲間を想うほっこり話が同時進行する落差に笑った。めぐみんとダクネスに翻弄され悶々としたり開き直るカズマは巻を追うごとにクズさが増してるような。けれど因縁の相手を前に迷うめぐみんの手を引いていくような優しさも見えて、主人公として帳尻が合ってしまうのでニクめない。最後の一文はグッとくるかわいらしさで、個性が極まっためぐみんの魅力がこれでもかと伝わったお話でした。ちょむすけの今後も気になる。2016/07/25
よっち
51
めぐみんとかわした約束。一方で因縁のある邪神ウォルバクの侵攻で王都が脅かされ、そんな知らせを耳にしためぐみんがイヤがるカズマを引き連れてパーティーで戦いの最前線へと向かう第九弾。カズマさんとめぐみん・ダクネス(とマイペースな駄女神)を巡るラブコメじみてきた展開になってきてましたけど、爆裂魔法を巡る因縁もあって存在感があっためぐみんは、何気にアプローチも頑張っていて立ち位置も少しだけ変わりつつあるのかな。相変わらずらしい展開で楽しめましたけど、最後にまた新展開で面白いことになりそうですね。次巻も楽しみです。2016/07/01