角川スニーカー文庫 レンタル武器屋（ショップ）アリーチェ

田口 仙年堂【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2015/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 285p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041036907
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

田口　仙年堂［タグチ　センネンドウ］
著・文・その他

戸部　淑［トベ　スナホ］
イラスト

内容説明

ここはレディナイト城下町の目抜き通りにある商店街。その一角に佇むレンタル武器屋アリーチェは没落貴族の息子コテツが見習い女神と出会って始めた、町で唯一のレンタル店（カフェつき）だ。店番の石像ガーさんと商売に励むコテツだが、次々に来るのは発明家の少女、ビキニアーマー目当ての冒険者、勝負を挑む女鍛冶士など妙な客ばかり―！？異世界商店コメディ、はじめました。

著者等紹介

田口仙年堂［タグチセンネンドウ］
千葉県出身都内在住のラノベ作家（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

没落貴族で元冒険者の少年と、見習いの神様で鍛冶屋な女の子が武器のレンタル屋を経営し、仲間たちと共に日々を過ごす話。ほのぼのとした雰囲気漂うファンタジー作品。作者さんの良さが全面に出てますね。こういうテイストの作品を田口仙年堂先生に書かせたら安定感はんぱないな。RPGの定番ビキニアーマーが登場したりと、サービス要素もちゃんと用意している辺りは流石です。盛り上がりに欠けるのが難点ですが雰囲気は楽しめるので一息つきたい時にはオススメの1冊。次巻も期待してます。

2015/10/02

[瀧ながれ]

田口仙年堂作品で、メインキャラクターにガーゴイルってあたりで、うひゃあ（踊）ですね。嬉し楽しうひゃあ（踊）。鍛冶の腕がすばらしいけど、人見知りで世間知らずで、ある理由から声を出すことができなくて筆談でコミュニケーションをとるアリーチェが、かわいくてかわいくて。彼女のためにがんばれコテツ（主人公）と思いながら読みました。この巻だけでは謎が残るので、続編をわくわくと待ちます。コテツもせっせと働いてください、アリーチェのかわいさのために！

2015/10/20

[シュエパイ]

わーい、田口さんの新シリーズだぁ♪ ・・・シリーズ、だよね？ちゃんと続くよね？打ち切られたりとかもしないよね？(最近、好きだった別作家さんが続けて打ち切られたので疑心暗鬼) 最初っからハイレベルなものづくりで、ハイエンドなものを必要とする方々を相手に、ってところがよい流れなのです。ライバルの経営理念も、安っぽい悪役ではなくて、私の好みなのです♪ ビキニアーマーはなー、様式美ってやつだよなぁ(笑)

2015/10/07

[METHIE]

質のいい武器を格安で提供する女神見習いによるレンタル武器屋の話。 武器や防具の能力の測定器、ビキニアーマー制作、商品の二番煎じをライバル店に作られる。主人公が追い求めレアモンスターとの戦いなどなど作者独特の暖かい作風でほっこりする。欠点なのは二巻で終わっている点。

2016/06/21

[AKF-ZERO]

表紙買い。読みやすく面白いですね。鍛冶師である女神アリーチェの作った武器や鎧を、主人公コテツが冒険者達にレンタルで貸し出すというファンタジー作品。自分の知る限り最強のビキニアーマーが登場。この作品内の理屈だと肌色面積が多ければ多いほど防御力がUPするという素晴らしい謎性能を発揮する模様ｗｗ　いやあ、戸部さんはわかってらっしゃる。やはりビキニアーマーといったら赤でしょう。ここは譲れませんね！登場するキャラ達が皆個性的なので、この先どうなるのか楽しみな作品です。

2015/11/03