角川ホラー文庫<br> 記憶屋

個数:
電子版価格
¥660
  • 電子版あり

角川ホラー文庫
記憶屋

  • 提携先に2冊在庫がございます。(2024年10月08日 20時27分現在)
    通常、5~7日程度で出荷されます。
    ※納期遅延や、在庫切れで解約させていただく場合もございます。
    ※1回のご注文は10冊までとなります
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【出荷予定日】
    通常、5~7日程度で出荷されます。

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 304p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041035542
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

記憶を消す怪人の正体とは? 第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作!もしも「記憶屋」が、つらくて忘れたい記憶を消してくれるなら、あなたはどうする――?

夕暮れ時、公園の緑色のベンチに座っていると現われ、忘れたい記憶を消してくれるという怪人、「記憶屋」――。大学生の遼一は、そんなものはただの都市伝説だと思っていた。だが互いにほのかな想いを寄せ、一緒に夜道恐怖症を乗り越えようとしていた先輩・杏子が「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れ去ってしまう。まさかと思う遼一だが、他にも周囲で不自然に記憶を無くした人物を知り、真相を探り始める。遼一は、“大切なものを守るために記憶を消したい”と願う人々に出逢うのだが……。

「記憶」を消せることは、果たして救いなのだろうか――? 
そして、都市伝説の怪人「記憶屋」の正体とは――?

衝撃的で切ない結末に、きっと涙こぼれる。
二度読み必至の青春ノスタルジックホラー!


★第22回日本ホラー小説大賞 読者賞受賞作★
書店員さんの支持No.1!! 「泣けました…」と感涙・絶賛の声、続々!!

・ノスタルジックホラーの名作になる予感がします。泣けるホラーとして推したいです。
――中目黒ブックセンター 佐藤亜希子さん

・一ページも目をそらすことのできない心のゆさぶられかたでした。
――オリオン書房 所沢店 高橋美里さん

・ミステリー要素も濃密でとても自分好みの作品でした。
――TSUTAYA 三軒茶屋店 栗俣力也さん

・恐怖感やせつなさ悲しさなどいろんな感情がこみあげてきました。
――八重洲ブックセンター 本店 鈴木貴之さん


Prologue
1st.Episode:ノーティス
 at present 1
2nd.Episode:ラスト・レター
 at preset 2
3rd. Episode:コーリング・フォー・モラトリアム
 at present 3
4th Episode:ファースト・アンド・ラスト・コンタクト

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
著・文・その他

内容説明

大学生の遼一は、想いを寄せる先輩・杏子の夜道恐怖症を一緒に治そうとしていた。だが杏子は、忘れたい記憶を消してくれるという都市伝説の怪人「記憶屋」を探しに行き、トラウマと共に遼一のことも忘れてしまう。記憶屋など存在しないと思う遼一。しかし他にも不自然に記憶を失った人がいると知り、真相を探り始めるが…。記憶を消すことは悪なのか正義なのか?泣けるほど切ない、第22回日本ホラー小説大賞・読者賞受賞作。

著者等紹介

織守きょうや[オリガミキョウヤ]
1980年イギリス・ロンドン生まれ。2013年、第14回講談社BOX新人賞Powersを受賞した『霊感検定』でデビュー。15年「記憶屋」(受賞時ペンネーム、京谷)で第22回日本ホラー小説大賞読者賞を受賞。現在弁護士として働く傍ら小説を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 5件/全5件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

扉のこちら側

326
2016年533冊め。忘れてしまいたい記憶を消してくれる存在がいたら、頼みたいことがある人はきっと多い。どんなに辛く悲しいことも自分を形作るひとつだから、という立派なことを言ってくれる人はいるけれど、本当に、忘れることができたらどんなに救われるだろうことを抱えて生きる人はいる。ホラーではないけれど、人の心の動きを追って迫る「怖さ」がある。ホラー小説大賞の「読者賞」というのも頷ける、一定の共感を誘う作品。2016/07/10

mmts(マミタス)

293
ホラー要素はなかったので、むしろホッとしました。ただ、記憶屋の正体を探したりするから、その辺はミステリー?サスペンス?かしら。記憶屋の正体にはビックリしたけど、それ以上に切なさが上回りました。自分自身の一方通行な気持ちではなく、あまりに相手の気持ちを察知して、それで記憶を消すんでしょうね。ところで、さすがに遼一くんは鈍感というか無神経というか、あまり好きになれないキャラクターでした。杏子ちゃんのトラウマに対して、デリカシーに欠けていましたから。弁護士の対応は賢明かと。最初は世にも奇妙な物語かと思いました。2016/06/20

masaru

217
忘れたい記憶を消してくれる記憶屋を追いかける主人公。記憶を消すことは、果たして良いことなのか?苦悩する主人公、果たして記憶屋の正体とは?ホラーでは無く、切ない青春ものって感じでした。2017/01/03

紫 綺

214
負の記憶を失くしたい者の、その記憶を消してくれる記憶屋と云う都市伝説を追う遼一。行きつくところに意外な真実が…。私は難病に羅かった当初の記憶が無い。記憶屋なんぞに頼らずとも、人間本来が持つ自己防衛本能が働くのだろう。今でも、辛かった痛かった記憶は薄れようとしている。2015/12/16

ナイスネイチャ

208
記憶を忘れさせてくれる記憶屋を巡る謎を主人公が暴いていく物語。ホラーとありますが?怪奇的な感じはありますが、謎解きぐらいの感じでした。視点が変わるのにあんまり意味が理解出来ず。ただ続編でどうなるかは気になります。2016/11/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9851056
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。