出版社内容情報
父を殺した犯人を追い求めて十年……目の前には鍵となる人物が!
18歳の兵ノ介は、ある男を追いかけて諸国を放浪していた。その男を倒せば、父の死の真相が明らかになる……しかし、その口から出た言葉は……お互いの立場や関係に、悩み苦しんだりしていく青年の成長記。
内容説明
「父を殺めた相手を知りたければ、わしを斃せ」果てなき旅を続けていた兵ノ介は、大川沿いの石置場で、天下に名を轟かせた武芸者・峯岸と対峙していた。非業の死を遂げた父の仇を討つために、10年間追い続けた相手。ついに念願が叶うその時…峯岸の口から出たのは、意外な言葉だった―。父の死には裏がある。真実を求め、戦いを挑む兵ノ介は、己も知らぬ宿命の星に引き寄せられていく。注目の著者が放つ、書き下ろし時代小説。
著者等紹介
中谷航太郎[ナカタニコウタロウ]
広島県出身、早稲田大学卒。作家、写真家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kazukitti
3
んー、コレは新三郎&魁シリーズの悪いトコが前面に出ちゃってる感があるのかなぁ。こう、設定も話もキャラも悪くないんだけど、ドラマに説得力がないっていうか。この後、2巻で第一部完終了みたいな終わり方してるから、それを思うとドラマの構築よりもお話を急ぎ過ぎたってことなのかもだけど、故に説得力がないんだよね。主人公の仇討ちへの想いとか、師匠の執念みたいなのが一応の説明だけで終わっちゃってるというか。残念ながら沁みて来ない感があったのかな。動機が弱いから、イマイチ応援出来ないというか。2021/05/07
豆狸
1
がっかり。主人公にも惹かれない。2018/10/22
だいゆー
1
(^^2015/12/25
トラジ
1
峯岸が兵ノ介になぜそこまで肩入れするのかが伝わってこない。展開は意外性もあり面白いのだが、人と人との絆や情の部分が薄い。2016/01/19
-
- 電子書籍
- 新・女監察医【東京編】(分冊版) 【第…
-
- 和書
- 彼女はもういない