出版社内容情報
願いを叶える力を得た者が描く理想郷とは――広大な異世界を駆け抜ける!
気が付くと殺風景な部屋にいた高校二年生の鐘松孝平。彼は横須賀にむかってバイクを飛ばしている最中に、トラックに幅寄せされ……その後の記憶はなかった。建物の外には他にも多くの人々がおり、それぞれ別の時代と場所から、「死者の町」と名付けられたこの地にたどり着いたという。彼らは探検隊を結成し、町の外に足を踏み出す。一方、片思いの相手を亡くし自暴自棄になった大学生の佐伯逸輝は、藤沢市の砂浜を歩いていたところ奇妙な男に勧められクジを引く――。いつのまにか見知らぬ地に立ち、“10の願い”を叶えることができるスターボードという板を手渡された。佐伯は己の理想の世界を思い描き、異世界を駆け巡ってゆく……。先住民や来訪者、そしてどんな願いを叶えることのできるスタープレイヤーが共存する広大な異世界で、人間の本質を描きあげる。興奮と感動をよぶ、渾身のファンタジー長編、第二弾!
内容説明
気が付くと殺風景な部屋にいた高校二年生の鐘松孝平。彼はバイクを飛ばしている最中に、トラックに幅寄せされ…その後の記憶はなかった。部屋の外には他にも多くの人々がおり、「死者の町」と名付けられたこの地にたどり着いたという。彼らは探検隊を結成し、町の外に足を踏み出す。一方、片思いの相手を亡くし自暴自棄になった大学生の佐伯逸輝は、砂浜で出会った奇妙な男に勧められクジを引く―。いつのまにか見知らぬ地に立ち、“10の願い”を叶えることができるスターボードという板を手にとった。逸輝は己の理想の世界を思い描き、異世界を駆け巡ってゆく…。先住民や来訪者、そしてどんな願いも叶えることができるスタープレイヤー―。多様な国家や人種が息づく異世界で、人間の本質を描きあげる渾身の長編サーガ。興奮と感動をよぶファンタジー長編、第二弾!
著者等紹介
恒川光太郎[ツネカワコウタロウ]
1973年東京都生まれ。大東文化大学卒。2005年、「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞、単行本はデビュー作にして直木賞候補に。その後も幻想的・民話的な世界観の魅力的な作品を発表していく。2014年、『金色機械』で日本推理作家協会賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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紫綺
takaC
nobby
おしゃべりメガネ
ちはや@灯れ松明の火