GEEKSTER―秋葉原署捜査一係九重祐子

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  • サイズ B6判/ページ数 297p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784041034613
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

孤高の女性刑事とダークヒーローが秋葉原に巣くう悪を滅する!

秋葉原署捜査一係に着任した九重祐子は連続傷害事件を捜査中、秋葉原で悪事を働く者に制裁を下す闇のヒーロー〈ギークスター〉と出遭う。悪党から街を守るのは警察か、それともダークヒーローか!?

内容説明

2000年7月、秋葉原。九重祐子が捜査一係に着任したとき、事件はすでに始まっていた。食玩フィギュアを巡るトラブルが発生し、相談に来ていた男が、翌日遺体となって発見された。祐子は彼の相談を真剣に聞かなかったことに罪悪感を覚え、独自に捜査を始める。フィギュア店に潜入した祐子は犯人を見つけ出すことに成功するものの逆襲に遭う。ピンチに陥った祐子を救ったのは、謎の男・ギークスターだった。悪党に制裁を下す闇のヒーローとして街で噂になっているギーク(オタク)スター。正体を知った祐子は、反発を覚えながらも次第に惹かれ始める。秋葉原で続発する凶悪事件で、警察の組織捜査に限界を感じた祐子はギークスターの力を借りようとするが、断られてしまう。秋原葉の闇に潜む、悪を見つめるギークスターの目的は―!?

著者等紹介

大倉崇裕[オオクラタカヒロ]
1968年、京都府生まれ。学習院大学法学部を卒業。97年、「三人目の幽霊」で第4回創元推理短編賞佳作となり、翌98年に「ツール&ストール」で第20回小説推理新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

初美マリン

89
力をつけなければ、何もできない、警察も、2時間ドラマのよう2019/03/07

タックン

88
秋葉原の過去と現代の(ギークスター)って都市伝説人物を巡る物語。(ギークスター)だけでなく(ファイアーレイザー)とか(エンプティハンド)とか出てきてわかりずらかった。どっちかというと近未来小説に近い。石田衣良の(IWGPシリーズ)とか大沢在昌みたいなのを描きたかったと思うけど上手く描き切れてなかったかもなあ。最後のエピローグのネタバレで驚いたとこもあるけど、やっぱ拍子抜け。2016/03/13

巨峰

62
秋葉原という街になんの思い入れもない私。九重さんの能力が足りなすぎで、あまりにも都合良すぎ。そんな感じ。2020/03/04

よんよん

55
女刑事が、ある事をきっかけに闇で悪を裁くギークスターになる。今野さんでも誉田さんでもない。中途半端ちゃあ中途半端だけど、まあ楽しめたかな。しかし、福家さんといい九重さんといい、かわいいかもしれないけど、無鉄砲で食らいついたら離さない意地の強い女子が出てくるのです。2016/03/18

そうたそ

54
★★★☆☆ 警察もののミステリかと思っていたが、確かにそういう側面はあるものの、内容はほとんどB級アクション映画。ダークヒーローが暗躍し……という実際にこういうB級映画ってありそう。秋葉原で起こる数々の事件。しかし警察よりも先に陰でその事件の加害者に制裁を下す秋葉原のヒーロー<ギークスター>。秋葉原署捜査一係の九重祐子は彼とともに事件の収束と真犯人探しに奔走することとなる。色々とツッコミどころが満載な内容も、B級感を感じる所以。それを良しとするか悪しとするかは読者次第なのかもしれないけれど。2016/04/27

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