エレガンス

個数:
電子版価格
¥2,178
  • 電子版あり

エレガンス

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2026年04月13日 07時07分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 360p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784309039749
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

出版社内容情報

東京大空襲×洋装女性連続不審死
実在した警視庁の写真室所属巡査と〝吉川線〟を考案した鑑識第一人者による傑作ミステリー!
戦争で、空襲でどうせ死ぬ。
それなのに、どうして殺人事件を追うのか?
空襲が激化する1945年1月、警視庁でただ一人、ライカのカメラを扱える石川光陽。写真室勤務である彼の任務は、戦禍の街並みや管内の事件現場をフィルムに収めること。
折しも世間では、女性四名の連続首吊り自殺が報じられていた。四人は全員、珍しい洋装姿で亡くなっており、花のように広がったスカートが印象的なため“釣鐘草の衝動”と呼ばれ話題となっていた。
ある日突然、警視庁上層部から連続する首吊り事件の再捜査命令が光陽にくだる。彼と組むのは内務省防犯課の吉川澄一。光陽が撮った現場写真を見た吉川は、頸部索溝や捜査記録の重要性を説く。自殺説に傾く光陽に対し、吉川は他殺を疑っていた。
捜査が進む中で、四人の女性にはある共通点が判明。激しさを増す空襲の中でも、光陽と吉川による必死の捜査が続き、吉川は決然と捜査の意義を語る――。
「犯罪を見逃すのは、罪を許容することと同義です。空から爆弾を落として罪なき人々を殺している行為を容認することと同じなんです。我々は、許されざる行為を糾弾する役目を担わなければならないんです」
 さらに光陽と吉川の前に、戦時中でも洋装を貫く女性の協力者が現れる――。
本作は、統制下という世界によって自分が変えられないようにするため、美しくありたいと願う、気高い女性たちの物語。
戦後80年、次世代へつなげたい著者渾身の記念碑的小説!


【目次】

内容説明

東京大空襲×洋装女性連続不審死。実在した警視庁の写真室所属巡査と“吉川線”を考案した鑑識第一人者による傑作ミステリー!

著者等紹介

石川智健[イシカワトモタケ]
1985年神奈川県生まれ。2012年に『グレイメン』でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件
評価

akky本棚

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

189
石川 智健、2作目です。戦時下の釣鐘草の衝動エレガンス連続殺人事件、ミステリ要素よりも、戦時下の風俗史として興味深く読みました。空襲で黒焦げになって死ぬよりも、美しい死を望む気持ちは良く解ります。第八章のB29による空襲のシーンは圧巻でした。 https://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309039749/2025/10/08

パトラッシュ

165
歴史上の人物が探偵役を務めるミステリは多いが、東京大空襲の惨状を記録した石川光陽カメラマンとは地味だが面白いチョイスだ。しかも敗戦間近い空襲が続く東京で、吉川線の発見者吉川澄一を相棒に女性連続殺人の謎を追う設定の妙で読ませる。戦争という大量殺人の現場撮影が任務の石川は、悲惨な記録を残す仕事に苦しみながら死が日常化した時代に無名の女たちの生きた証を残そうと奔走し、空襲下で必死に撮影を続ける場面は息苦しいほどだ。しかし吉川の推理で見つけた犯人の動機はあまりに身勝手で、ミステリとしてのカタルシスは皆無だったが。2025/08/29

J D

94
 読友さんのレビューに惹かれ読んだ本。題名「エレガンス」。読み進めるほどにその持つ意味の奥深さに思考が絡み取られる感じ。犯人が特定された日は1945年3月9日。確か翌日は東京大空襲に見舞われるはず。どうなる!?とページを繰ると3月10日の現実が描かれていた。戦時下にエレガンスを求め生きる女性たちの姿に感銘を受ける。すべてがエレガンスな小説だった。沖縄では今も米軍の戦闘機が爆音を上げて飛んでいる。2026/02/02

チーママ

86
太平洋戦争末期に東京がここまで繰り返し空襲を受け続け多くの人々か亡くなっていたのかと衝撃を受けた。そんな最中におきた洋装の女性たちの連続不審死。警視庁写真室の石川は内務省技師の吉川と事件の謎に挑む。毎日のように人が死んでいるのに事件として調べる必要があるのか疑問に思う石川。しかし吉川のある言葉に心を動かされ…。戦時下でも自分らしくありたいとパーマをあて洋装に身を包む女性が少なからずいたというがその勇気は見上げたものだと思う。生と死の極限に置かれたとき人は何を思いどう行動するのかを描いた力作。感動した。2025/12/27

ちょろこ

85
戦時下ミステリの一冊。1945年1月。空襲が激しさを増す東京で、洋装スタイルの女性4人の連続首吊り事件が発生。自殺か他殺か真相を追うミステリ。警視庁カメラマンの石川光陽を主軸に実在人物を絡めた力作。空襲の中に人々の生活がある日々。次第に内務省の吉川澄一と心通わせ、カメラを構え、事件を捜査する意味を掴んでいく石川の姿が細やかに伝わってくるのがいい。そしてこんな時代だからこそ…の"エレガンス"を心に刻む女性たちも。さまざまな人達の自分なりの戦争への闘い方。その根底にある人の強さ、生きる意味が涙ながらに沁みる。2026/04/12

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/22685851
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ドワンゴ」にご確認ください。

最近チェックした商品