内容説明
「だって、わたしはおばあちゃんだもの」それが、くちぐせのおばあさん。でも、99さいのおたんじょうびに、ねこがかってきたろうそくは、たったの5ほん。つぎのひ、おばあさんは…。30年間愛され続けたロングセラー。全国学校図書館協議会選定図書。
著者等紹介
佐野洋子[サノヨウコ]
1938年、北京に生まれる。武蔵野美術大学卒業後、1967年から1年間、ベルリン造形大学でリトグラフを学ぶ。1975年、「おじさんのかさ」(講談社)でサンケイ児童出版文化賞推薦、以後受賞作は多数。エッセイ「神も仏もありませぬ」(筑摩書房)で小林秀雄賞受賞、2003年紫綬褒章を受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
1 ~ 1件/全1件
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
157
だってだってが口癖でケーキ作りが得意な98歳のおばあさんと、麦わら帽子が似合う人間みたいな5歳のネコのお話。どういうきっかけで一緒に住むようになったのかは描かれていないけど、仲睦まじく過ごしていて癒される。魚釣りが上手なネコに誘われるけど、だってだってと年齢を理由にしてお家に残るおばあさん。ネコが99歳の誕生日のお祝いにろうそくを持ち帰ったときのおばあちゃんの表情に少し驚く。おばあちゃんも人間なんだね。何歳になってもやってみると意外とできるもの、そんな気持ちにさせてくれる。最後はだってを言わなくなったね。2026/01/12
シナモン
130
歳だから…なんて言い訳しないで、いつも心に5歳の気持ちを持っていたい。前向きになれる一冊でした。2021/07/29
紫綺
127
5才のネコともうすぐ99才のおばあさんのお話。だって年寄りだもんと言い訳ばかりで、保守的なおばあさん。ネコのある事件をきっかけに積極的に、人生が楽しくなる。要は気の持ちようっていう絵本。お年寄りへの読み聞かせにいいかも。2015/11/08
藤月はな(灯れ松明の火)
86
子供と一緒に大人に読んで欲しい絵本。大人は自分の可能性を勝手に決めて年齢や状況を理由に勝手に諦めがちです。でも今日という一日は今日という日しか味わえません。今を思いっきり、楽しみましょう。2015/05/01
s-kozy
76
本当は何かを諦めるのに年齢は理由にならない。きっかけがあればいつだってそこが新たな始まり。気持ちさえあればスタートを切れる、そう実感する、そんな40代(おばあさんは99歳)。文章と絵のバランスがいい素敵な絵本です。2015/09/30




