角川文庫<br> あの一瞬―アスリートが奇跡を起こす「時」

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角川文庫
あの一瞬―アスリートが奇跡を起こす「時」

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  • サイズ 文庫判/ページ数 368p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041033760
  • NDC分類 780.28
  • Cコード C0195

出版社内容情報

挫折から這い上がる人間の壮絶なドラマ

瀬古利彦、サッカー日本代表、遠藤純男、ファイティング原田、新日鉄釜石、明徳義塾……。さまざまな競技から歴史に残る名勝負を選りすぐり、勝敗を分けた「あの一瞬」に至るまでの心の奇跡を描きだす。

【著者紹介】
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内容説明

重傷を負いグラウンドに立てなくなったキャプテンがまとめ上げたサッカー日本代表、舌の表面のざらざらした細胞が立ってしまうほどの減量に耐え「圧倒的不利」との下馬評をひっくり返したファイティング原田、「松井五敬遠」で世間の非難を一身に浴びた明徳義塾ナインが示し続ける鉄の結束…。さまざまな競技から歴史に残る名勝負を選りすぐり、勝敗を分けた「あの一瞬」に至るまでの心の軌跡を描きだす。

目次

第1部 オリンピックという魔物(ピークをどこに―最強ランナー「瀬古利彦」はなぜ敗れたのか;志は国境を越えて―女子ソフト「悲願の金」をもたらした女の輪廻;失敗する練習―極限の緊張を凌駕した「加藤沢男」の大逆転劇;勝機はその一瞬だけ―山下泰裕を揺るがせた「遠藤純男」の執念;すべてはチームのために―サッカー日本代表はなぜ「銅」を獲得できたのか)
第2部 アスリートの原風景(過酷な減量の末に―「ファイティング原田」が演じた世紀の番狂わせ;居場所を求めて―日米野球の因縁と「怪物スタルヒン」の涙;「王者」たるゆえん―「新日鉄釜石vs同志社」史上最強激突の意地;素朴さに触れて―大鵬・柏戸「昭和最高の決戦」秘話;全力で「分力」を叩く―明徳義塾ナインが「松井五敬遠」で見た風景)

著者等紹介

門田隆将[カドタリュウショウ]
1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒。戦争、事件、司法、スポーツ等、幅広いジャンルでノンフィクションを執筆。『この命、義に捧ぐ―台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(角川文庫)で山本七平賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

James Hayashi

28
瀬古利彦が全盛期の頃、流行りの厚底靴を履いた時、どんな記録を出した事だろう。日本全部の期待を背負い勝負に挑んだロス五輪。コーチにより発掘され育てられた瀬古だが、コーチにより潰され五輪の金メダルを逃したとも云えよう。日本女子サッカーが話題になる前はソフトボールだった。ここにも感動の源があった。メキシコ五輪でのサッカー銅メダルと釜本氏の活躍は聞いていたが、まぐれでも奇跡でもなく、取るべき時にとったと感じた。星稜の松井に対する5連続敬遠。明訓は勝敗に勝ってはいるが、→2020/05/27

thee birdmen

12
いま目の前では優勝へのマジックを1にしたカープがジャイアンツとの直接対決をしている。2者連続のホームラン、2打席連続の2ランで5回途中をリードしている。神がかった強さを見せる今シーズンのカープには一体どんな奇跡が起こったのだろう。と、そんなことを改めて考えさせられるような内容の本でした。多ジャンルにわたってアスリートの明暗を分ける分岐点、結果につながる様々な要因を読み解いています。個人的には地味だけど柏戸の話が好きですね。あとは前書きに知り合いの名前が登場して、テンションが上がりました。2016/09/10

takam

10
様々な協議のスポーツ選手を取り上げた本書も門田さんの語り口で、各々の選手の人間模様が描かれている。選手たちは華やかに見えるが、各々の選手が葛藤であったり、迷いを持って生きている人間であるのだと思う。当然挫折をして挫折前と同じように立ち直ることはできなくても、挫折を通して人間は成長していく生き物だと思う。人間のだいご味は「ミスをすることではなく、ミスをしてから立ち直るところ」であるという引用が本書のテーマである。個人的にはロシアから来た野球選手スタルヒンの話が印象的だった。2020/02/21

TOMTOM

2
短編集ですが、筆のすべりに差がありすぎかな~。2016/07/07

tnyak

2
あらゆるスポーツに、勝者と敗者が存在します。そして勝者となるためにアスリートは日々、精進に精進を重ねます。では、勝敗を分けるのはどの時点なのか?本書は、その一瞬に至るまでの彼らの軌跡が克明に描かれた名著です。金メダルに輝いた女子ソフト、ジョフレを二度破ったファイティング原田に感動しましたが、金メダルを取れなかった瀬古や遠藤にも惹かれるものを感じます。2016/04/04

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