カドカワ文芸ムック
小説野性時代 〈vol.141(8 2015)〉 特集:女による男のためのホラー 特別対談桐野夏生×小池真理子

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 413p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784041030523
  • NDC分類 905
  • Cコード C9493

出版社内容情報

没後50年を迎えた推理小説黎明期の第一人者・江戸川乱歩。多くの傑作を遺した他、翻訳家、批評家等としても活躍した巨星の真の姿に迫ります。芦辺拓、歌野晶午、法月綸太郎によるオマージュ短篇も。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まー

1
「コドモの王国」は出てくるキャラ全てが嫌な奴で、落るべくして落ちたラストだった。ホラーという意味では成功してると思う。不定期連載の「沈黙の時」は冤罪についてのミステリでかつヒューマンドラマとして、毎回引き込まれる。「ドクター・ホワイト」も病気の解明がミステリ仕立てで、裏のストーリーにも進展があり、今後の展開が気になる1本。2017/09/02

Takako Sasano

1
ホラー特集。花房観音さんの『守り鬼』が怖い。花房さんは、女の人の嫌ーなところを書くのが得意だと思っていたが、男性を描くのも上手いのか。男の嫉妬のほうが根深いらしいし。あー怖い怖い。連載は楡周平さんの『ドッグファイト』。きっとあそことあそこの会社がモデルなんだろうな、と思いつつ、展開を楽しみに。2015/09/03

たくみ

1
所謂「世にも奇妙な物語」臭が強い特集は、「ゆきおんな」が良かった。特集以外では「さよなら、エバーグリーン」かなやはり。「昔はクラスのヒエラルキーの頂点に君臨していたが、今はそこからも脱落した主人公」という設定がもう、グッとくるものがある。「ふたりの文化祭」は相変わらず「ムリして男性心理を描きろう」という作者の意志力は伝わるが、効果的な結果になってはいないように思う。九條くんパートは読むのがツラい。2015/08/15

ちか

0
花房観音「守り鬼」が良かった。2015/09/02

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9797059
  • ご注意事項