出版社内容情報
中国西域で、橘瑞超と馬垣勘九郎を襲った凶獣の正体とは――!?
夜ごと羊たちが怪物に食い殺されていく。その正体を暴くため、馬垣勘九郎は橘瑞超たちと泊まり込みで様子をうかがう。だが奇妙な鳴き声が聞こえてきたその時、勘九郎の父の仇である王洪宝が襲ってきて……!
内容説明
夜ごと羊たちが喰い殺されていく―。得体の知れない獣の正体を暴くよう頼まれた馬垣勘九郎は、橘瑞超たちと泊まり込みで様子をうかがっていた。馬垣が西域にやって来ることになった数奇な運命が語られるが、その時、奇妙な笛の音のような鳴き声が聞こえてくる。あの獣がやって来たかと身構える一行。しかし同時に、馬垣の父の仇である王洪宝も襲ってきて…!?絶体絶命の状況をどう切り抜けるのか。緊迫感あふれる15巻!
著者等紹介
夢枕獏[ユメマクラバク]
1951年、小田原生まれ。東海大学卒業。『上弦の月を食べる獅子』で第10回日本SF大賞、『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞、『大江戸釣客伝』で第39回泉鏡花文学賞、第5回舟橋聖一文学賞、第46回吉川英治文学賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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