出版社内容情報
恋の宿命に逆らう最凶主従、待望の続刊!
武の“赤”、知の“黒”。“針騎士”ソールとオルスを従える王女ジゼラに新たな預言の試練が! 他国を招く舞踏会で「王女が求婚を受け、国を揺がす一大事が起きる」というが、ジゼラは密かにオルスを想っていて!?
内容説明
武の“赤”、知の“黒”。唯一無二の力を持ち、絶対の忠誠を誓う二人の針騎士として、“戦場の鬼神”ソールと“伝説の軍師”オルスを従える王女ジゼラ。オルスに強く惹かれる気持ちと「恋した相手と結ばれない」という預言の狭間で苦しむ中、さらなる“預言”が。それは、他国を招いた舞踏会で王女が求婚を受け、国王を揺るがす一大事が起きるというもので―!?「どうか私の恋を、運命にして」最凶主従が挑む、恋の宿命!
著者等紹介
永瀬さらさ[ナガセサラサ]
第11回角川ビーンズ小説大賞奨励賞&読者賞受賞。『精霊歌士と夢見る野菜』(受賞作改題・改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
合縁奇縁
52
新しい「預言」が出てそれが「他国を招いた舞踏会で王女が求婚を受け、国王を揺るがす一大事が起きるというもので」「針王」を巡る他国を巻き込んでの頭脳の攻防戦。一応「軍師」なのに、恋になると鈍感なオルス。ソールは初めてから知ってたのに。つーか、1巻からずっとジゼラは言ってたのに、どこを聞いてたんだ。オルスが予言での針王になって、ソールのジゼラへのお願いに笑った。あと最後に姉妹仲良くなって良かった。生誕の予言を覆すべく、また前へ一歩を踏み出したジゼラと針騎士たち。父針王が剣を出せない真実も分ったし。2018/07/27
matfalcon
38
武の“赤”、知の“黒”。“針騎士”ソールとオルスを従える王女ジゼラに新たな予言の試練が。他国を招く舞踏会で「王女が求婚を受け、国を揺がす一大事が起きる」というが、ジゼラは密かにオルスを想っていて…。2018/09/02
ぐっち
22
永瀬さらささんをさかのぼって堪能中。予言を覆す話が難しいのですが…騎士たちがかっこよくてどんどん読んでしまいます。オルスは相変わらず(鈍いところも含めて)かなりツボ。ソールも最初からあきらめてないで姫争いに参加してくれてもいいのに…。妹のヒルデ王女も可愛かった。欲を言えばもうちょっとゆっくりじっくり読みたかった。2021/03/13
ももたろう
22
面白かったー!!頭の切れる騎士達のピリピリする会話や駆け引き、ジゼラの恋にずっとドキドキしっぱなしでした。イラストも全て良いのですが125ページのソールに痛めつけられるオルスのが一番ときめいてしまいました~!騎士たちのジゼラへの愛がそれはもういろいろ歪んでいて、甘やかされたりしつけられたりふりまわされたりしている…と思いきや、騎士達のほうもジゼラに動揺させられててニヤニヤしちゃう!一筋縄ではいかない小舅たちに邪魔されずにオルスがどうやってジゼラから「報酬」をもらうのか見てみたいので続きが読みたいなー!!2015/11/07
Piichan
17
キャラクターの個性は豊かなのですが、それを預言というテーマにうまく結びつけられていないように感じました。 2016/03/01