出版社内容情報
ぜんぶ、ちょうだい――密室の劇場で魔物が襲いかかる!最恐ホラー誕生
主役の座を巡って競い合う新人女優たちに、魔物が生きた身体を求めて忍び寄る。伝説の恐怖映画『女優霊』の魂を受け継ぐ、中田秀夫監督・島崎遥香主演のジェットコースター・ホラーを完全ノベライズ!
内容説明
気鋭の演出家・錦野の新作舞台は、若さを保つため少女の生き血を浴びたという実在した女貴族エリザベートの生涯。舞台にはその内面を映し出す分身として人形が用意されるが、稽古開始早々に主役の葵が事故で降板してしまう。代役に抜擢された沙羅は、稽古中に人形が動き出すのを目撃するが誰も信じない。閉ざされた深夜の劇場で、若手女優たちを襲うのは…。恐怖映画の名手・中田秀夫監督の最恐密室ホラーをノベライズ!
著者等紹介
加藤淳也[カトウジュンヤ]
1971年生まれ、山形県出身。脚本家
三宅隆太[ミヤケリュウタ]
1972年生まれ。脚本家・映画監督・スクリプトドクター・心理カウンセラー
堀江純子[ホリエジュンコ]
東京都出身。ライター。ドラマ、映画関連のタレントインタビューなどを中心に活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
HANA
48
題名からあの独特の雰囲気と女優の顔芸で記憶に残っている『女優霊』みたいな話かと思っていたら、あにはからんや方向性は全く逆であった。薄ぼんやりと怪異が忍び寄ってくる前者に比べ、本作は最初から正体がはっきりしてあまり捻りが無い。内容は良くも悪くもノベライズ、何となく読んでいると映画のB級が約束されているようで、少々不安になってくる。いえ、B級はB級で好きなんだけど。ラストシーンも映像にしたら映えるかもしれないし。でもやっぱり個人的には何が起こっているのかわからないでも、陰々滅々としたホラーの方が好きである。2015/11/18
じゅんぢ
33
ホラー+人形というのはホラーの最強(恐)の組み合わせのはずなのに、人形の禍々しさが文面から伝わってこなくて怖さを感じなかった。2019/08/05
倉屋敷??
5
人形にまったく迫力がなく怖くない。 味気ない作品でした。 映画に関しても同じ感想です。2021/09/18
理央
4
ホラー映画は文庫でがモットーの私。 うーん、なんでしょう作家さん故か、呪怨や着信アリに比べるとあまりにも、文章が、、、、、いや、言っちゃダメ、言っちゃダメ 怖さも楽しさも、読後感さえも ない。 ごめんなさい。辛口 まっ、個人の感想ですから 許してください。2015/11/18
高宮朱雀
2
人の形と書いて人形。持ち主の思いが宿るというのもよく聞く話。 特段怖いと感じられる内容ではなかったけれど、人形が意思を持って人を襲い、生気を奪って、生に執着を見せる姿だけは肝が冷えた…。 映画化されるという事で、活字を裏切らない映像であるように望む。2015/11/07
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