角川新書<br> メディアと自民党

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メディアと自民党

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  • サイズ 新書判/ページ数 256p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784041027479
  • NDC分類 312.1
  • Cコード C0295

出版社内容情報

問題は政治による圧力ではない。自民党へのメディア「隷従」の本質。

小選挙区制、郵政選挙以降の党内改革、ネットの普及が、メディアに対する自民党優位の状況を生み出した。「慣れ親しみの時代」から「隷従の時代」への変化を、注目の情報社会学者が端的に炙り出す。田原総一朗推薦。

目次

はじめに メディアを圧倒する自民党
第1章 「慣れ親しみ」だった政治とメディア
第2章 自民党改革に端を発する新・広報戦略
第3章 広報が徹底された郵政選挙
第4章 郵政選挙後、メディア戦略は軽視された
第5章 自民党のネット戦略
第6章 メジャーでマイナーなネットメディア
第7章 縮小するマスメディアとジャーナリズム
おわりに 政治とジャーナリズムと有権者

著者等紹介

西田亮介[ニシダリョウスケ]
東京工業大学大学マネジメントセンター准教授。博士(政策・メディア)。1983年京都生まれ。慶應義塾大学総合政策学部卒業。同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。同後期博士課程単位取得退学。(独)中小機構経営支援情報センターリサーチャー、立命館大学特別招聘准教授などを経て現職。専門は情報社会論と公共政策(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

shiozy

24
ふむ、ネット活用に一番熱心なのは自民党らしい。「政治のメディア戦略」はどんどん先鋭化してるのに、「メディアの政治戦略」が構築できていないのがふがいない。本書の論旨には納得できるものの、それにしても学者さんの文章は読みにくい。2016/08/25

Miyako Hongo

19
民主党政権から自民党に代わったとき、それまでの政治家バッシングが一気になくなって微妙に思った記憶がある。□主にネット普及により変わった情報環境に一番早く適応したのは自民党だったという話。政治、メディア、有権者の中で、選挙落ちればただの人になる政治家が一番情報戦に熱心であり、党を挙げてこれに取り組んだのが自民党だった。元広告屋の世耕弘成を中心に行われたその手口を紹介する。何となく前読んだ『戦争広告代理店』を思い出させる嫌な感じ。□この本にあったT2資料、間違いなくプロの仕事。街頭演説の掴みまで教えてる。2016/06/05

takizawa

6
新進気鋭の社会学者によるメディア論/もう一つの現代日本政治。自民党の広報戦略の巧みさについては小泉元首相の頃から指摘されていたのでこのような研究には関心があった。本書の取材の特徴は、著者も述べているように、電通をはじめとする民間企業へのアプローチがなされていること。陰謀論がどれだけくだらないかがよく分かりますね。2016/01/10

tenorsox

5
自民党のメディア戦略についての考察。ダサダサに映るネット対応も他党より圧倒的に進んでいるし、従来メディアへの対応も過去の経験がノウハウとして積み上がってて隙がないと。 話題となったTV局への圧力については合法かつオープンなもので、むしろTV局側がもっと知恵を絞って対抗すべきと手厳しい。メディア側がビジネスとジャーナリズムの両面でだらしないので政治にフリーハンドを与えてしまっているとの指摘には頷くばかり。 メディア側をディスってるが決して政権寄りではなく、むしろメディアの機能不全に対する警告の書。2015/12/14

unpyou

5
第5章で引用されている、2013年参院選において自民党ネット選挙分析チーム「T2」が全候補者のiPadに対し配信していたスライドが興味深い。デイリーの政策トピックと対策を2行フレーズでまとめた「今日の打ち手」から日々の演説ネタ、各党のメディア露出状況のレポート等が毎日更新で共有される。このスライドを見るだけで、自民党がいかにメディア環境の変化に適応進化していたかが分かる。他党やマス媒体が適応進化に失敗していることが現在のメディア環境における自民優位を産んでいるというのが筆者の説で、確かにうなずけるもの。2015/11/08

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