内容説明
2013年9月7日。2020年夏季オリンピックの開催地が東京に決定したその日、警視庁は早くも五輪対策に乗り出した。7年後の東京五輪のために始動したチームに召集されたのは、警備部機動隊や生活安全課など、さまざまな部署から選ばれた個性豊かな面々だった。チームの初陣は「五輪詐欺」。架空の五輪チケットを餌に金を騙し取る詐欺グループに、チーム・トウキョウが挑む!乱歩賞作家による本格警察小説シリーズ第1弾!!
著者等紹介
末浦広海[スエウラヒロミ]
1964年兵庫県生まれ。2008年、『訣別の森』で第54回江戸川乱歩賞を受賞しデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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- 評価
乱歩な人本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
47
多分三部作くらいになる?のであろうシリーズ一作目。タイトルの通りキャラの紹介がメインで物語は始まったばかり。本作はキャラの設定を最後まで活かしてもらえるのを望む。2014/08/18
きさらぎ
42
2020年東京五輪に向けて、まさしく”始動”という内容。様々な特技を持つ者たちのスーパー集団の中で、人の顔を一度見たら忘れないという乙葉の特技がめっちゃ羨ましい。他のメンバーも一人一人丁寧に紹介していて、いやでも次作への期待が高まる。チームががっつり活躍するところを見たい。2016/11/01
み
13
さくさくと♪シリーズ化前提な作品。メンバー紹介で終わり、次作から面白くなるかなぁ?キャラは、STシリーズの普通の人って感じで、嫌いじゃないけど。次作も出たら読みます。2014/10/23
うぇい
8
なかなか面白かったです。ある意味斬新というか特殊な任務を負うチームの活躍を描くのではなくリクルートの様子を描いていて云わばエピソード0みたいなものかな。この小説の舞台は東京招致されたころでその時は1年延期されて無観客で行われる事になるとは・・・2021/10/05
だいゆー
7
'20東京オリンピックに向けた犯罪対策チーム「チーム・トウキョウ」招集…プロローグとして主要登場人物紹介2014/07/31