角川文庫<br> 密室大坂城

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角川文庫
密室大坂城

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  • サイズ 文庫判/ページ数 336p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041017722
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報



安部 龍太郎[アベ リュウタロウ]
著・文・その他

内容説明

大坂の陣。幕府軍の攻勢を受け、豊臣家は存続の危機に瀕していた。陥落寸前の城で家康に対峙していた秀頼だったが、城内は混乱状態。母・淀殿が過去の罪を記していた日記を盗まれたことで錯乱し、混乱に拍車をかけていた。かねてから自身の出生に疑問を抱いていた秀頼もまた懊悩するが、敵軍を前にその決意を迫られる。大坂城を舞台に、母と子の過酷な運命を直木賞作家が圧倒的な密度で描き切った傑作歴史小説!

著者等紹介

安部龍太郎[アベリュウタロウ]
1955年福岡県生まれ。国立久留米高専卒業後、作家を志して上京。図書館勤務等の傍ら作品を発表し、小説家に。89年から1年間、「週刊新潮」に連載した「日本史血の年表」(90年、『血の日本史』と改題し刊行)で衝撃的なデビューを飾る。94年、『彷徨える帝』で直木賞候補、2005年、『天馬、翔ける』で第11回中山義秀文学賞を、13年、『等伯』で第148回直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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シュラフ

20
戦国時代もの小説というのは、司馬遼太郎がいるからさぞかし書きにくいことだろう。執筆にあたっては司馬遼太郎とは異なった視点とアプローチが必要となる。実は司馬遼太郎作品というのは物事について白か黒か、善か悪か、敵か味方か がはっきりしていて、それ故に真実が見えにくいところがある。その点 安部さんの視点というのは真実を浮かび上がらせる鋭さがある。この大坂城落城というテーマは司馬遼太郎も『城塞』として書いているが、安部さんがどう書くのかが興味深かった。読後あらためて淀殿、秀頼という人物について考えてしまう。2015/05/05

あっこ

14
特別な盛り上がりがあったわけじゃないけど、新鮮な感じがする豊臣家の人間関係だった。大将の器を備えた大人な秀頼と、昔の栄華に執着するヒステリックな淀殿。秀頼一人に実権があれば、豊臣家の行く末も変わっていただろうと思う。2014/06/10

ぱぷお

12
秀頼が逞しく立派な武士として描かれていた反面、淀殿の悪者ぶりが際立っていた。秀頼の父親は本当に秀吉なのかと疑ったり、秀吉公認の上で他の男の種をもらったという話や、大野治長や石田三成との仲を怪しんだりするものは今までにもあったが、淀殿が大野治長と全裸で事に及んでいるところを秀頼に目撃されてしまうというショッキングな展開は初めて。司馬遼太郎とは全く違う解釈でとても面白かった。2016/08/17

ハッチ

12
★★★★★秀頼は淀殿のいいなりと思っていたが、この作品ではそうではなく、秀頼が良き武士と描かれている。安部さんの歴史小説はやっぱり好きです。2014/11/23

誰かのプリン

11
大阪城の中では何が起こっているのか。母親淀殿との確執、片桐且元の裏切り疑惑、織田有楽斎の寝が入りなど、本書は分かりやすく書かれている。面白かったです。2017/02/22

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