角川文庫<br> 殉狂者〈下〉

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角川文庫
殉狂者〈下〉

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  • サイズ 文庫判/ページ数 590p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041017623
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

内容説明

2005年。オリンピック元柔道スペイン代表アイトール・ヨシオカは、幼い頃に死別した父吉岡良輝がETAのテロリストだったことを知る。事故死と信じていた父はなぜ死んだのか?真相を探ろうとするが、事情を知るはずの母マリアは謎の失踪を遂げ、当時の関係者も次々と消されてゆく。両親の過去に翻弄されたアイトールが30余年の時を経て詳らかにした衝撃の真実とは?ロマン・ノワールの旗手による傑作長編サスペンス。

著者等紹介

馳星周[ハセセイシュウ]
1965年、北海道生まれ。横浜市立大学文理学部卒業。96年、『不夜城』で衝撃的なデビューを飾る。翌年、同作品で第18回吉川英治文学新人賞を、98年、『鎮魂歌不夜城2』で第51回日本推理作家協会賞を、99年、『漂流街』で第1回大籔春彦賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

豚山田

19
やるせない。身悶えするほどやるせない。主人公ワルテルの結末は上巻の冒頭で既に明らかになっていましたし、物語の真相も下巻に入る頃には嫌な予感を伴ってだいたい想像がつくようになるのですが、それが解っていながら……いや解っているが故に「まさか」「信じたくない」の思いでページを捲らされてしまう。微かな希望、朧げな未来……最悪の中だからこそ眩しく映えるそれらに、読者までもがすがる気持ちになってしまう。これだけの大作に長いこと付き合ってきたからこその感情。それこそが作者の目論む結末への伏線と知りながら。やはり馳星周。2015/01/24

しーふぉ

18
これまで読んできた馳作品の主人公に比べて闇の部分が少なく純粋な登場人物たち。バスクの独立運動の今昔が分かる。2019/07/12

じゃに

10
馳ワールド堪能できました!やっぱり馳先生はこうでなくっちゃ。昔のグロさが無く なったので一般の人にも勧めやすい一冊かな。 しっかしアイトールの今後の人生どうなんだろう。。。。2014/11/14

キクマル

10
下巻を読了。スピード感があり楽しめましたが、一貫して「裏切り」と「殺人」が小説の中心にあり少し哀しい気分になりました。馳星周さんは「マンゴーレイン」や「ダークムーン」そして本書と海外を舞台にした作品に面白い小説がありますね。2014/10/19

吉田 光貴

9
過去と現在の2層構造になっているが、章の切り替えのテンポが抜群に良く双方の物語に没入出来た。ラストはここしかないって所に落とし込んで来ていてやるせない気持ちになるが、強く印象に残った。読んで良かったです。2016/09/09

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