内容説明
うつの増加、離職率の高止まり、ストレスチェックの義務化、長期にわたる経済の低迷など、働くひとの心理的な問題はますます増え、複雑化している。本書は、産業心理相談の現場で働く3人の心理師によってまとめられた実践のための手引きである。シチュエーションごとに章が立てられ、非常にわかりやすい。コロナ禍での相談やリモートワークでの支援なども含め大幅に内容を改訂。
目次
第1章 産業領域における心理臨床活動
第2章 従業員から相談を受けたら
第3章 管理職から相談を受けたら
第4章 人事部からの依頼を受ける(組織介入)
第5章 従業員の職場復帰支援
第6章 研修を依頼されたら
第7章 キャリア発達支援
第8章 事例編
著者等紹介
三浦由美子[ミウラユミコ]
千葉大学大学院自然科学研究科博士後期課程単位取得退学。公認心理師、臨床心理士、シニア産業カウンセラー、キャリアコンサルタント、国際EAPコンサルタント。(株)イトーキ人事部にて人材開発や労務の仕事を経験後、大学院に進学して臨床心理士となる。その後、モトローラ(株)にて内部EAPコンサルタントとして勤務後、外部EAPの(株)イープに入社。スーパーバイザーや記録のオーディットなどのEAPの品質管理の仕事や効果測定等、EAPの品質管理の仕事に携わったのち、MIURAマネージメントサポートオフィスを設立
磯崎富士雄[イソザキフジオ]
立正大学大学院心理学研究科修士課程臨床心理学専攻修了。公認心理師、臨床心理士、キャリアコンサルタント。大学卒業後、日本語教師、鍼灸指圧師を経て、40代で大学院に入学し、臨床心理士となる。資格取得後、病院(精神科リハビリテーション)での勤務の後、2010年より現職である東京都職員共済組合、精神保健相談員となり、都職員に対する心理相談、復職支援、マネジメントコンサルテーション、メンタルヘルス研修の講師などに従事している。2019年より(株)太陽油脂の非常勤カウンセラーを兼務
斎藤壮士[サイトウソウシ]
桜美林大学大学院国際学研究科人間科学専攻臨床心理学専修修了。公認心理師、臨床心理士、社会保険労務士。精神科病院(デイケアや相談業務に従事)、東京都内の小学校でのスクールカウンセラーを経験の後、2010年より富士通株式会社健康推進本部メンタルヘルス支援室カウンセラーとして勤務している。相談室では、従業員に対するカウンセリング、復職支援、マネジメントコンサルテーション、メンタルヘルス研修の講師を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 和書
- 御庭番の明治維新