角川スニーカー文庫 聖剣の姫と神盟騎士団（アルデバラン）〈６〉

杉原 智則【著】

ＫＡＤＯＫＡＷＡ（2014/10発売）

• サイズ 文庫判／ページ数 302p／高さ 15cm
• 商品コード 9784041016541
• NDC分類 913.6
• Cコード C0193

出版社内容情報

杉原　智則［スギハラ　トモノリ］
著・文・その他

Ｎｉｄｙ‐２Ｄ‐［ニディー］
イラスト

内容説明

将軍アグロヴァ率いるカーラーン軍の猛攻撃に、撤退を強いられたダークたち。まるで歯が立たない相手を前に、ダークはカーラーンに「寝返る」ことを画策する。一方、ラグナの谷には、離れ離れになっていた聖剣団のメンバーが集結し始めていた。しかし、反撃のためには、フィーネの力、そしてダークの戦略が必要不可欠で！？果たして、ダークとフィーネは再び力を合わせ、運命を切り開くことができるのか！？

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[まりも]

第一部完。カーラーンの将軍アグロヴァの策に翻弄され追い込まれていく聖剣団。そんな中我らが小悪党ダークさんが頑張る回。ロナ、イアン、ハスター、フィーネの活躍も大きく胸が熱くなったがダークが最後まで小悪党らしく口先と小物思考で小悪党のままこの大局を覆したことが一番の見どころですね。イアンの二つ名が馬鹿になったりとある意味似た師弟だな笑　戦いが一つの結末を終えたところで新たな不穏の種が生まれたわけですが第二部どうなるのか楽しみ。ちゃんとやるんですよね？

2014/10/05

[ハル]

いやー、盛り上がる戦いでした！すさまじい軍略、というわけではないけれど、手元にある戦力と相手の心理を元に最善の策を取るあたりがダークのすごいところ。詐欺師レベルの口八丁で窮地を切り抜けたりするあたりに、現実味があって好感が持てるんです(≧▽≦)　ここから先、聖剣団がどうなっていくのか気になるところで第一部完！早く続きを！(笑)　しかし、表紙のダーク君やけにカッコいいけど、作中でこんなカッコいい姿を見せたこと1回もないじゃん…(゜o゜;攻撃魔法1つ使えないくせに！ｗ

2014/10/29

[シュエパイ]

谷に迫る敵を見事撃退し、タイトルコールな騎士団の輪郭も見えつつ、ようやく第一部完、って感じなのかな。敵地に潜入するためとはいえ、ダーク、ぼこぼこにされすぎだろうｗ相変わらずお姫様、頭使わないのね、いいバランスのとれたコンビだ（笑）エンデコ家の姉弟の結末にホッとしつつ、＜馬鹿＞のイアンすげぇ・・・！となった成長ぶりでした。あぁ、これは確かに大剣豪になる予感。さぁ、はやく新シリーズの新刊、でないかなー♪

2014/10/11

[Alkenshel]

面白い！すごく面白い！さすがフィーネとダークのコンビ、特に＜烈風＞のフィーネの腕前とダークの外道な作戦。フィーネお嬢ちゃんの変化と成長も微笑ましい。可愛いじゃねか、コヤツは！続きがあれば、是非読みたいです。

2014/12/21

[1_k]

ダークがいつもの調子で危機を切り抜けるいつもの展開で面白かったが、ラストであっさり団長が復活した！　それも主人公たち抜きで！　と思ったら第二部が始まるのか。確かにこれで現状のお話としては安定してしまうから、ここまでで構築してきた人間関係や因縁はそのままにガラガラポンで立場をひっかき回すわけか。一層面白くなることまちがいなしだわ。

2014/10/02