出版社内容情報
青柳 碧人[アオヤギ アイト]
著・文・その他
内容説明
自治体アシスタントとしての勤務もあとわずか。宵原秀也は朧月市に留まるか、それとも希望していた新たな土地に赴くか迷っていた。そんな中、“揺炎魔女計画”と、市政の掌握を狙う朽方が企む、恐ろしい計画が実行されようとしていた。次々と封印を解かれる凶悪妖怪たち。秀也は職員の誇りを胸に、最後の現場に向かうが…!?妖怪課の存亡、ゆいとの恋の行方、そして朧月市の運命は?お仕事妖怪エンタ、感動の最終業務!
著者等紹介
青柳碧人[アオヤギアイト]
1980年、千葉県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。早稲田大学クイズ研究会OB。『浜村渚の計算ノート』で第3回「講談社Birth」小説部門を受賞し、デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダイ@2019.11.2~一時休止
100
朧月市役所妖怪課その3。朧月市では完結編?。長屋歪そんなことになってたのってびっくり。2018/04/30
雅
95
主人公の成長の仕方が熱くて好き。夢を見る大切さを感じた。いくつかの別れがあったけど、楽しいシリーズだった2020/09/12
papako
72
あーーー、長屋歪ーーー!めっちゃかなしい。ラスボスとの対決はあっさり。くゆるの『おたばこ、お飲ませなんしぇ』が、ここに繋がった。さて、市役所妖怪課の妖怪能力、どれがいいかなぁ。手首離れちゃう氷室さんのは困りそう。赤沢さんの蟹も活かせそうにないし。ワンさんのも困るよな。蛍火さんかしら?電気操れるの。ま、どれも難しそう!コンパクトに楽しめたシリーズでした。場所を変えてのシリーズは、そのうちかな。2019/06/16
dr2006
69
朧月市役所妖怪課の第三弾は完結編。妖怪モノの看板を掲げた作品だが、自分はこの作品を公務員のお仕事モノと思って読んでいる。そうすると、妖怪課のちょっと変わった人物相関を軸に、妖怪封印という課の業務を通して成長しようとする主人公宵原秀也の心情が見えてくるし、半年という期限付きの赴任先に馴染もうと頑張っている姿に移入させられる。本作で朧月市を離れることになった宵原だが、せっかく相思となった日名田ゆいとはどうなるのだろう。続編シリーズがあるので気になる。そこ?(笑)2019/06/09
aquamarine
66
朧月市妖怪課のシリーズ3作目にして完結編です。封じていた妖怪を解き放っているあるグループとの戦いが待っています。それまで、憑りつかれた妖怪が魅力的だったせいなのか、妖怪たちとの関わりは意外とほのぼのとしたものに感じていました。ところが今回はなかなか厄介です。更に本書は中ほどで思いがけなくあっさりとあることが起きて、主人公と一緒に呆然!青柳さんヒドイ…。一応きちんと収束し後味も悪くないようになっていますが、私は結局ずっとショックを引きずって、更にラストで泣きそうになりました。2015/06/07
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