出版社内容情報
殺人鬼ライナスからケイトを守るため、別れを選んだイーノット。一方、彼の縁談話に深く傷つきながらも、女性初の医師になるという夢に突き進むケイト。だが、そんな彼女の前に護衛任務につく軍人・リックが現れ!?
内容説明
ケイトを殺人鬼ライナスの魔の手から守るため、彼女から離れることを選んだイーノット・レイズ少佐。彼の真意をつかめないケイトは、少佐と、少将の一人娘・エリカとの縁談話に深く傷つくが、リオの支えもあり、女性初の医師になるという夢に向かって突き進む。だが、ケイトの護衛任務につく軍人・リックが現れ、大戦でのイーノットとライナスの因縁が明らかになり…!?過去からの想いと恋が絡み合う、ラブ&ミステリ第5弾!
著者等紹介
文野あかね[フミノアカネ]
6月8日生まれ、宮城県出身。第10回角川ビーンズ小説大賞読者賞受賞。『女神と棺の手帳』(受賞作改稿)にてデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
18
イーノット少佐ひどい~という引きでしたが、ある意味少女小説の王道でもある展開を次々にしてくれるので、やっぱり面白い(ケイトごめん)。2014/04/05
waqwaq
14
ラブ&ミステリーな「女神と棺の手帳」シリーズ第5弾。時期的には最終巻が出てから読みました。今回はイーノットと殺人鬼ライナスの因縁やケイトの恋敵が現れたりと色々絡みあってハラハラしながら読みました。ミステリーの部分は思ったよりもあっさりと収束してしまい拍子抜けしてしまった感もありますがそれでも面白かったです。相変わらず恋愛面はジレジレですが、ラストに向けてイーノットが大きく動いたようでドキドキしました。この巻だけ見ればそんな終わり方!?と不完全燃焼な自分です(笑)2014/08/09
幸音
13
表紙と口絵カラーが美しくてしばらく見入った。展開的には大きく動いたのに、思ったよりあっさりした流れ。ライナスの殺害対象である軍人の娘のエリカの登場で、彼女が医者を目指すケイトを理解できないところが辛かったけど、彼女は彼女で凛としていて憎めない。中傷を気にせず前を向くケイトの清々しさがかっこいい。リオの片想いが切ないけど、ノーマンに指摘されるまで気づかなかったとは。元気のないケイトを励ます優しさが素敵。そして最後の挿絵辺りにきゅんきゅんしたのに、イーノット、連絡すら寄越さないのか…!次巻は夏、完結が淋しい。2014/03/30
りう@ハンドメイド製作中♪
10
ライナスの事件がきっかけでケイトもイーノットもお互い自分の気持ちに自覚した今回。すご〜くよかった‼︎ そしてリオの恋は....報われないんだろうけど、でもちゃんと告白できたね。あ〜、次巻が気になる。2014/06/20
しらたま
10
女神と棺の手帳熱が高まっているので続けて読了(*´ω`*)まるっと続きだったので、続けて読んだおかげで勢いがあって面白かった(○´艸`) にしてもラスト、えぇっ!?!?ってなった。こんな引っ張り方って、続きが気になって仕方ない(。-`ω´-)2014/06/03