出版社内容情報
20××年、アメリカ。軍事ビジネスと銃マーケットを巡り様々な人間たちが交錯していた。ジャーナリストの野心、退役軍人の妄執、ホワイトハウスの思惑。そして人類の未来を左右する事態が動き始める!
内容説明
20XX年、アメリカ。兵藤理人はかつて民間軍事会社に所属し、世界の紛争地の復興ビジネスを手掛けて莫大な利益を得ていた。一方、兵藤は米情報機関と通じた裏の顔も持っていた。日本の放送局の在米リサーチャー黒崎ケイは、戦争ビジネスの裏側を探る番組を企画し、兵藤に取材を申し込むが…。やがて、ホワイトハウスも絡んだ銃規制を巡る大きな陰謀が明らかに。人類の未来を揺るがす“プロジェクト”が静かに動きはじめる!“銃”規制を巡る、圧倒的スケールの国際情報サスペンス!
著者等紹介
服部真澄[ハットリマスミ]
1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。処女作は95年、『龍の契り』。97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以来、国際情報小説、歴史小説など幅広いジャンルの作品を刊行(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふーいえ
1
刀にまつわる神秘を解く話かと思ったらアメリカの銃撲滅活動。夢がある話でやって欲しい。スケールでかい。2016/05/09
ニコール
1
アメリカで殺さないタイプの銃を開発し新しい銃社会を…が話のメイン。そこに民間軍事会社とか、そこのご令嬢とか、その闇を追う日本人リサーチャーとか、記憶を消されたカップルとか、色んな方向から色んな人たちが絡んでいて、だんだん何の話を読んでるかわからなくなってくる。しかし非殺傷タイプの銃って意味あるの?2015/07/26
万太郎
1
軍事ものが苦手な方も面白く読める本と思います(*ゝω・*)ノ今のアメリカの抱えている問題を、如実に表し、また分かりやすく理解できる作品だと思います。またこの作者さんの作品が読みたいです。2014/05/09
Sho
0
斜め読み。軍事ビジネスについてリアリティある経済小説かと思いこんでいたものの、架空の近未来のお話で、少し拍子抜け。長い割にこんな終わり方?というところも。。。ハリウッドで映像化したら面白いかもしれません。2016/07/18
カズ
0
さすが服部真澄って感じでスケールの大きな話やった。 こういうのやっぱ好きやなぁ。2016/02/27