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出版社内容情報
時限爆弾を領主の家にテレポートさせたカズマは、国家転覆罪の容疑で裁判にかけられることに。アクアの不祥事のせいで、カズマに不利な証言が続く中、いよいよ判決が下される。「うん。死刑」……俺、また死ぬの?
内容説明
駄女神とともに転生したカズマの異世界生活は、1年が経とうとしていた。「安定」を手に入れたい願いとは裏腹に、魔王軍幹部との対決、機動要塞デストロイヤーの襲来と慌ただしい日々が続き…。そんなカズマは今、国家転覆罪の容疑を掛けられ裁判所の法廷に立っていた。自信満々なアクア弁護人が立ち向かうが健闘むなしく裁判は判決を迎える。「判決は、死刑とする」…俺、また死ぬの!?
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
た〜
94
13歳でも異世界ならセーフですか?セーフなんですか??(閑話休題)流石に3巻続けて冒頭から死ぬことはなかったようで、死刑判決食らうだけでした。駄女神様の能力の高さと脳力の低さ。頭のおかしな爆発娘の頭のおかしさ、M女のMっぷりは相変わらずだが主人公のスペックが上がり過ぎのような気がしないでもない。2016/04/11
チェシャ猫
70
魔王軍の3人目の幹部登場。魔王軍って人材不足なのか、魔王のカリスマがないのか・・・。ウィズとバニルって 性格があうようにみえないんだけど、バニルのあの性格は人間に対してだけかな。ユンユンをパーティに入れてあげれば、ユンユンも喜ぶし、カズマパーティもバランス良くなるのに。追伸、ダクネスとカズマ くっついちゃえよ。(ゲスな意味で)2017/05/21
よっち
67
前巻の流れで国家転覆罪の容疑を掛けられたカズマ。駄女神様のどうしようもない感じとか、結果的に心証がどんどん悪くなっていく証言の数々に苦笑いしましたが、でも物語としては実はお嬢様だったダクネスが、お見合いの話を持ちかけられたお話がメイン。カズマとダクネスは普通ならいい感じになってもおかしくない流れだったのに、ダクネスが残念で変態過ぎてそうならないあたりがらしいというか。テンポの良い展開でもいいアクセントになりそうな、新キャラゆんゆんとかウィズあたりは今後レギュラーとして定着するといいですねー。次巻にも期待。2015/02/17
bookkeeper
55
★★★★☆ 初読。前回の機動要塞討伐時に領主邸を破壊して逮捕されたカズマ。死刑の危機を回避できるか…。というシビアなあらすじに似つかわしく無い程いちいち笑わせにきてる第3巻。ゆんゆんとかちょむすけとかダストはこの巻から登場してるのね。ちょむすけ、登場がさりげなさすぎだし、ストーリー上も意味ないけど可愛いよ。 魔王軍幹部は討伐できるのに、巨大カエルに蹂躙されちゃう彼らの実力は相変わらず謎レベル。ツッコミ合ったり罪をなすりつけ合ったり、わちゃわちゃしてるの見るにつけ、カズマは十分幸せそうに見えてきます。2025/01/08
HANA
55
前二巻は主人公の死から物語が始まったけど、今回は無事生存。その代わり冒頭からの死刑判決から始まるわけで…。skyrimかな?とりあえず主人公はドラゴンの血が目覚める事もなくいつも通りでしたとさ。内容は前作前々作に引き続いて短編集なわけでありますが、裁判、ライバル出現、お見合いと最後を除けば冒険ではなく日常編みたいな感じなんだけど、その実いつも通りのドタバタで読んでいて楽しい。四人もその他のキャラとの掛け合いもこなれてきた感じだし。最後もいつも通りの中ボスバトルですがやはりドタバタ。総じて楽しい一冊でした。2021/01/12