内容説明
「助けて!今、羆に襲われて…」平凡な会社員・倉沢のもとに突然、地球環境学者である別れた妻・祥子からの着信が入る。助けを求める祥子の悲鳴。それを掻き消す轟音―羆の怒号。いまだ祥子に想いを残す倉沢は、悩んだすえ単身、北海道へと向かう。だがそれは想像を絶するほど執拗な、大羆との戦いの始まりだった。「狙いはあんただ。たおす以外に方法はねえ」逃れられない脅威を前に、真実の愛が試される。
著者等紹介
白土勉[シラドツトム]
1968年生まれ。東京都出身。シナリオ作家協会会員。2000年に脚本家デビュー。映画を中心に約40タイトル80本を執筆。2013年1月、動物パニック・ホラー『死の鳥』で小説家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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