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出版社内容情報
高野 小鹿[タカノ コロク]
著・文・その他
たいしょう 田中[タイショウ タナカ]
イラスト
内容説明
「虫」メシマズな妹の華凪が、お嬢様学校を転校し一緒に暮らすことになった愛内家。今回は新手も登場せず、「進化する」メシマズヒロインの紅緒だけと思いきや、親友の冥が「激辛」メシマズな双子の妹カロンについて、「ダメ人間を更正したい!」と意味深な相談をしてきた。お兄ちゃん大好きな妹に対し、冷たい態度をとる冥。「あーん」する愛内兄妹を横目に、「お兄ちゃんに嫌われた」と凹む妹はメシマズ手料理で愛を獲得できるのか!?
著者等紹介
高野小鹿[タカノコロク]
第17回スニーカー大賞にて「彼女たちのメシがマズい100の理由」で“優秀賞”を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スズ
38
昆虫食至上主義の妹・華凪が葉介の高校に転校し、兄妹揃った生活が始まるが、両親の再婚で同居する事になった親友の冥と激辛料理大好きのクラスメイト・花菱カロンの兄妹仲は微妙なまま。葉介は兄に依存しまくりの妹を自立させる策はないかと冥から相談を受けるが…。カロンの自立のため妹になるべく構わない態度を取る冥と、お兄ちゃんに嫌われたのではと不安になるカロンの想いの掛け違いが大変でしたが、大好きな兄に自分の料理を食べてほしいと手を絆創膏だらけにして頑張るカロンの姿が良かった。イナゴ弁当を堂々と学食で開帳する華凪は流石…2017/11/14
Yobata
17
妹の華凪が長野のお嬢様学校から葉介の通う学校に転校し始まった二学期。すると親友の冥から親の再婚で妹になったカロンの事で相談をされる。それは洗濯物を一つも畳むことが出来ないダメさ。その自立出来なさを克服させるため少し距離を置くことに。しかしカロンには避けられてると思われてしまう。そこでカロンは文化祭の景品で得たプール券で勝負に出ることに…。結局普通に水着回w今回は激辛の魔術師カロンがメイン。幼き頃に別れ12年後になって両親が元サヤに戻り再び兄妹になった冥とカロン。しかしその長い空白時間によって兄妹として→2014/03/13
(●▲●)とらうまん(*^◯^*)
16
一緒に「あーん」する兄妹×2 今回は1巻にて一旦の決着をみせたカロンと冥の関係をめぐる問題が再燃という感じで、新キャラも新たなメシマズ要素もなくな回でしたね。 ラブコメはほどほどに、各キャラたちの抱える家族間の問題と関係への向き合いがストーリーにおける実質的なメインになってるシリーズですが、本来主題となるべきメシマズがだんだんとおざなりになってきそうな懸念も。 次回はクリスマス回、リリィの故郷にしてメシマズ大国・イギリスへと舞台を移し、葉介と紅緒たちの物語は大きな転換期をむかえることに――?2013/11/13
シュエパイ
10
学園祭とプールで"あーん"な、それぞれの兄妹の隙間を埋めるための巻だったなぁ。イナゴは、うん、普通にいけるよなぁ。羽残ってるといやだけど、ちゃんと取ってるなら上手につくってあるんだろうし。にしても、スラスラでプルプルでイムイムな感じのマーボーってどんなんだろう、たべてみたくはないな(笑)2013/09/01
しぇん
8
最早メシマズ部分はおまけですね。解説コーナーも無くなってるし。ラブコメ部分も幼馴染がぶっちぎりで決定していて動きようが一切ないので、ファミリーコメディもの?になっていってるような。まぁ、最初のテーマに引きずられるのも無理があるテーマなので方向転換のがいいのかもしれませんが。2013/10/23