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出版社内容情報
翔馬の活躍によって帝国軍の第一陣は食い止めたものの、敵勢力はいまだ衰えていなかった。サバイバル知識を駆使しながら、じりじりと後退を続けていたが、トラブルで翔馬が帝国軍に捕まってしまい!?
内容説明
翔馬の戦略と瀬里奈の大魔法のコンビネーションで帝国軍の第一陣を撃退したアンゼリカ王国軍。しかし巨大陸上戦艦を擁する敵の進軍は止まらず、さらには想定外の飛距離を持つ新兵器が投入されてしまう。味方の被害が大きくなり、焦る翔馬だったが「落ち着いて、誰にも思いつかない発想が取り柄でしょ?」と瀬里奈に励まされ―その瞬間、翔馬の現代知識が起死回生の一手を導き出す!その切り札は、職人種族・クラフト一族で!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
わたー
10
感想埋め。今後の展開は想定通りだったけど、まさかあとがきで次回以降のネタバレがあるとは思わなかったぜ。斬新。
まりも
10
主人公が異世界に来て自分が持っているサバイバル知識を活かして戦う物語第二巻。サバイバルというよりは理科の実験みたいな感じになっているな笑 元の世界の知識を誇張することなくそのままの状態で魔法と組み合わせるのでファンタジー要素と現代感をちょうどのバランスでミックスできているんだよなぁ。良作としての安定感は素晴らしいです。死人を出さないというコンセプトを見事に発揮できている。表紙と挿絵の落差が激しいのでそこはもう少し改善してほしいですね。ラスボスっぽいのも出てきたしどうなるのやら。2013/10/03
アウル
10
普通かな。サバイバルスキルというより理科、科学の知識という感じやな。前巻同様に死人が出ない戦争を目指してしるのはいいし魔法の詠唱が相変わらず良い。2013/09/30
朝夜
7
読了。『派手でなくては魔法じゃない。弾幕は火力だぜ』の東方の某魔法使いが言ってた信条をみごとに具現化したような瀬里奈の活躍を楽しませてもらいました。戦記モノとして読むと山猫姫の劣化でしかないけれどファンタジー作品として読むと技術の差や創意工夫がとても面白かった。蘊蓄と理科の授業ばりの解説で文字が滑るのは許してね☆← 何はともあれ次回も楽しみ。 まさかのあとがきでのネタバレに戦慄したぜ……ッ!!(マテ2013/10/06
SSS
6
主人公が異世界で異世界の力使ったり俺TEEEだと、2巻位からただのファンタジーモノになって、もう最初からファンタジーモノでいいじゃんってなるけど、この作品は等身大で元の世界の知識を生かして戦うので、これぞ異世界モノって感じ。 一応設定があっても異世界一色になってしまったら、もう異世界モノじゃないと思うのです。 ただ、絵が微妙。ちょっと表紙詐欺な気がする。2013/09/30