出版社内容情報
ふだんは大人しいOLも、高級ランジェリーを身にまとうと途端に大胆になる。副業で女性用下着の訪問販売を始めた奥崎は、女たちから誘われる毎日だった。草凪優が贈る大人のOLエロス。
内容説明
会社では控えめなOLも、高級ランジェリーを身にまとうと途端に大胆になる。副業で女性用下着の訪問販売を始めた奥崎は、女たちの自宅を訪ね試着を勧める日々だった。ある日、とりわけ地味な女性・真弓のガーターストッキング姿を見た奥崎に電流が走る。その艶めかしさに夢中になってかきくどくも、拒まれた奥崎は、せめて足で踏んでくれと懇願するのだった―官能文庫大賞作家・草凪優が贈る、エロティックなOL物語。
著者等紹介
草凪優[クサナギユウ]
1967年東京都生まれ。日本大学芸術学部中退。2004年『ふじたら天使』で官能作家としてデビュー。05年『桃色リクルートガール』で官能文庫大賞、10年『どうしようもない恋の唄』で「この官能文庫がすごい!」大賞を受賞する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kenichi Yanagisawa
40
事が忙しすぎてミステリなんかはとても読む気にならん感じ。 かと言って読む物がない状態も耐えられない、そんな中、頭使わずに 済む感じの本ということで、官能小説行ってみました(笑) ※他にもあるだろうという突っ込みは無しで。 いろんな趣味嗜好があると思いますが、これは合わんかった(笑) 2013/09/14
ichi-papa
38
草凪作品三冊目にして、ようやく探していたものと出会った感じです。基本的にはエロ小説なのですが単なる”それ”ではなく、人生の情けなさ・生きていくことのどうしようもなさを「エロ」を使って表現している感じです。こういうのが読みたかったのです。表題作、そして二編目は大したことはありませんでしたが、途中からがぜん面白くなってきました。特に「大迷惑」「情けない週末」あたりはかなりの秀作。こっそりと、他人に勧めたいと思います(笑)。2020/03/28
ちくわ
3
描写は、飽きてきたけど 文章と物語が好きなんよ。ショートより厚めの話をかいて欲しい2015/01/23
kitarou
3
草凪優の短編小説。ドキドキの展開の良質な人間ドラマです。チープな官能小説とは一味違います。2013/09/18
ぽんかん
2
おもしろいし、好きな作家さん。ただ、これは禁句なんだろうけど、エロシーンっているのだろうか?笑 エロが無い方がやっぱり楽しい。なら読むなよ、という話ですけど笑 2019/12/18