出版社内容情報
アメリカ建国以来の秘められた謎に、ラングドンが挑む!
連邦議会議事堂の地下室で、伝説のピラミッドの存在を目の当たりにしたラングドンは、時限ぎりぎりに隠された暗号を読み解く。しかしその身には魔の手が迫っていた! 絶体絶命の危機、人質を救うことはできるのか?
内容説明
国家の安全保障のため拉致犯の要求に従うよう、CIA保安局局長サトウに迫られたラングドンは、暗号に導かれ、連邦議会議事堂の地下室へと赴く。伝説のピラミッドの存在を目の当たりにし、刻限ぎりぎりに隠された暗号を見抜いたキャサリンとラングドンだが、その身には拉致犯・マラークの魔の手が迫っていた!絶体絶命の危機の中、建国以来護られてきた「人類最大の至宝」がいま明らかになる―。人間、宗教、科学を巡る衝撃作。
著者等紹介
ブラウン,ダン[ブラウン,ダン][Brown,Dan]
1964~。米ニューハンプシャー生まれ。アマースト大学を卒業後、英語教師から作家へ転身。1998年『パズル・パレス』でデビュー。2003年、4作目となる『ダ・ヴィンチ・コード』を刊行、1週目からベストセラーランキング1位を獲得し、各国でも次々に翻訳出版され、社会現象といえるほどの驚異的な売れ行きとなる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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乱読太郎の積んでる本棚
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kaizen@名古屋de朝活読書会
200
ワシントンDCに一度行ったことがある。ロストシンボルが出た後だったのに,気が付いていなかった。本に出てきたところをあちこち確かめられたかもしれないのに。残念。スミソニアン博物館付近は,いろいろ見学したのに,読んでいば倍楽しめたのに。残念。ダンブラウンの調査能力と構成能力には敬服。フリーメイソンについて知るきっかけになった。西欧にとってのアメリカの歴史は浅いが、ヨーロッパの歴史を持ち込んでいることが分かった。発見角川2013/08/31
ehirano1
180
破壊者の正体は全く予想できませんでしたが、よくよく言動を読み返すと伏線というかその可能性は十分に検討できることでした(泣)。しかしながら、本書を通しての(宗教)象徴学の面白さを堪能し、「純粋知性科学」に引き込まれ過ぎてワクワクできたことには十分過ぎるくらいの満足感がありました。2023/11/15
mariya926
136
フリーメイソンの一番トップにいるピーターをあんな目に遭わせる小説を書いて大丈夫かな?と寄寓していましたが…ミステリー的には騙されました。ミステリーは本当に上手だと思いましたが、最後のフリーメイソンと精神論と聖書がごっちゃ混ぜになってしまい…。精神的な力はある程度納得しています。ただ聖書を学んでいる者としては聖書のみことばの捉え方が間違っていて、小説に合わせるように利用されていると感じました。この巻だけ3年後ぐらいに再読してみたいと思います。2021/08/09
どんちん
114
うーーーむ、ちょっとなんというか、あっけないというか、期待はずれというか、消化不良というか、まぁそんな感じだ。前2作にくらべ、あっけなくまた驚きのないエンディングであった。あれだけひっぱって無理矢理ともいえる盛り上げにしては・・・ 読込が足りなかったか?関係者にとってはすごいことなのか?という感じで、まぁそれなりにスリルとサスペンスwはあったし、話の展開もテンポよく楽しめました、かなww 第4弾もあるが、さてどうしたものかな。2014/05/12
セウテス
86
【ラングドン教授シリーズ】第3弾、下巻。遂に謎は解け、ピラミッドの場所が特定される。ワシントンの何処にピラミッドは在るのか、いったいどんな奇蹟が起こるのか。後半のジェットコースター的な展開は見事、ラストに向かってますます期待値は羽上がる。しかし、犯人との対決は解ってしまっている彼の正体の為、呆気なく感じてしまう。最初に語られた、精神の及ぶ力と純粋知性科学の関連性が、解らないままなのも気になる。確かに大きな謎だが様々な組織との関わりで、曖昧に終着しなくてはならなかったのか。あと、井上さとの間違いではないか。2022/06/27