角川文庫<br> 山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 (改版)

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角川文庫
山椒大夫・高瀬舟・阿部一族 (改版)

  • 森 鴎外【著】
  • 価格 ¥523(本体¥476)
  • 角川書店(2012/06発売)
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  • サイズ 文庫判/ページ数 301p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784041002872
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

生誕150年を迎える森鴎外の名作集、読みやすい新装改版で登場!

安寿と厨子王の姉弟の犠牲と覚悟を描く「山椒大夫」、安楽死の問題を扱った「高瀬舟」、封建武士の運命と意地を描いた「阿部一族」の表題作他、「興津弥五右衛門の遺書」「寒山拾得」など歴史物計9編を収録。

内容説明

人買いによって母と引き離されてしまった安寿と厨子王の姉弟。由良の山椒大夫に売られた二人は奴隷として辛い日々を送っていたが、姉は弟を逃がして自らは死を選ぶ。姉の犠牲によって脱出した弟は、父母を捜すべく都に向かい、出世をしていき…。犠牲の意味を問う「山椒大夫」、安楽死の問題を扱った「高瀬舟」、殉死制度のもたらした悲劇を描く「阿部一族」などを収録。鴎外の晩年の名作をおさめた短篇集。

著者等紹介

森鴎外[モリオウガイ]
1862年、島根生まれ。本名、森林太郎。81年に東大医学部を卒業、陸軍軍医となる。4年間のドイツ留学を経て、軍医としての職務のかたわらで「舞姫」「うたかたの記」などを執筆。「即興詩人」や「ファウスト」の翻訳、「阿部一族」「山椒大夫」などの歴史小説等、幾多の名作を世に残した。1922年、文京区本郷の自宅で萎縮腎と結核のため永眠(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社トリスタの提供する「読書メーター」によるものです。

NAO

67
『阿部一族』封建社会の倫理体制の中で、外からかかってくる強い拘束やその時代の人々が習慣的に持っていた自己抑制が効かず、つい頭をもたげてきてしまう自我を抑えきれない。それが主君の怒りを買うのだとわかっているのか、わかっていても止められないのか、そうやって滅亡へとつきすすんでしまう阿部一族の悲劇。『最後の一句』の父の助命を求めるいちの自己主張。どちらの作品からも、江戸時代はまだまだ一部の人間以外は自己主張などできるような状況にはなかったということが強く感じられる。安楽死問題を扱った『高瀬舟』。『山椒大夫』。2018/12/23

Y

35
人間への驚きがつまっていた。人間はときに自分の決めた道をゆくためには他人からすれば予想を大きく超えた行動をとったり、思いもよらないものに誇りをかけていたりしておもしろい。「じいさんばあさん」は冒頭から予想外の展開にいつまでもしみじみと心に残った。仕えていた主君のために殉死した武士に負けないぐらい、おばあさんの気持ちの強さとやり遂げる一途さに感動した。「高瀬舟」は境遇から満たされるはずの無い人が穏やかに気持ちが満たされていて、どうやっても満たされることのない自分の欲深さを改めて省みてしまう作品だった。2017/03/18

里愛乍

32
『山椒大夫』タイトルを見て初読時は、これが昔読んだことのある『安寿と厨子王』の話だとは知らなかった。『高瀬舟』といい『阿部一族』といい、知らず知らず鴎外の小説は、これまで何処ぞでなんとなく目にしていたのだなぁと改めて思わされた。巻末にあるおふたりによる解説がまた面白い。鴎外、とりわけ歴史小説を読むにあたり、非常にわかりやすく解説されていると思う。読中ちょっと意外というか、微笑ましい箇所がひとつ。鴎外さん、自分のこと子供に「パパ」と呼ばせてたのね。2018/08/31

イプシロン

32
完璧な文章を書くといえば芥川龍之介がすぐに浮かぶ。だが鴎外も完璧な文章を書く人だと圧倒された。感情を抑圧しきった行間から滲みでてくるのは人間の本質・宿命だといえよう。『高瀬舟』で安楽死問題を、『阿部一族』では自決という問題を抉っているが、鴎外自身は意見や同情をほとんど見せない。それは、読者に判断を委ねるという――自己の主張を最小限にして、問いかけを残す――作家として最良の姿勢だと思う。だがこういうことが理解できるのは解説のおかげでもあった。生命尊厳を片隅に置いて『高瀬舟』『阿部一族』を読んで欲しいと思う。2016/01/31

ホシ

23
人買いに拐われ母と離れ離れになった姉弟の犠牲愛を描く「山椒大夫」、安楽死を扱った「高瀬舟」、殉死制度の悲劇を描く「阿部一族」、父の助命を願う娘の話「最後の一句」など、鴎外晩年期の作品を収めます。難しいです。知の巨人・鴎外の歴史小説は字面を追うだけでも精一杯でした。ただ、信長や家康のように歴史に燦然と名を残す人物ではなく、悠久の時間の流れの中で泡沫のごとく消え去っていく人物に目を向け、生きた証を描く、これらの作品は読み応えがあります。次は『舞姫』に挑戦します。2018/11/16

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