出版社内容情報
囚われからはじまる愛は成立!? 奇妙でキケンな駆け引きバトル、スタート!!
闘技場の華〈剣ノ舞姫〉として活躍するルーナは、ある日いわれない罪で皇宮騎士に捕まりそうになってしまう。逃げ出した先で、超美形な青年に出会うが、「君を愛している――」と閉じ込められてしまい!?
内容説明
闘技場で活躍する“剣ノ舞姫”のルーナは、剣舞を披露するために出かけたところで、皇宮騎士に追われることに。からくも脱出するが、迷い込んだ庭園で見知らぬ謎の青年イシュトに愛を囁かれたうえ、そのまま拉致されてしまう！だが、彼がルーナを利用しようとしていることを知ってしまい！？「君を愛してる―」その言葉は真実、それとも嘘―？クールな舞姫とキケンな青年の、奇妙な駆け引き生活が今はじまる。
著者等紹介
雨川恵［アメカワケイ］
３月２０日生まれ、大分県出身。第２回角川ビーンズ小説大賞読者賞受賞。『アダルシャンの花嫁』（受賞作改題改稿）にてデビュー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ダージリン
26
ストーカー気質のヒーローで、美形だけどもいろいろ人間離れしていて、これからどう変わっていくかに注目でしょうか（笑）。ヒロインと相対したときより、ロキシスとのやり取りの方が人間くさく感じました～。次も楽しみにしてます♪2012/02/01
しゅてふぁん
21
イシュトの、話が通じない感じがちょっと怖い。他人にも自分自身にも無関心で無頓着すぎる。これは、ルーナは大変だわ。ロキとイシュトの過去が気になるなぁ。2017/02/04
秋製
18
少女向け。闘技場で「剣ノ舞姫」として活動するルーナ。ある日依頼仕事で、お城で剣舞を披露することになった。お城に上がるとすぐに、理由も解らず彼女は皇宮騎士に追われてしまう。2013/05/13
しゃちおおかみ
9
理由もわからないまま全く知らない相手に言い寄られても、くすぐられないのがわかった。特に現実社会でのストーカーは最悪の事件しか起こってないので、そこから始まる恋愛を上手に描くのはとっても難しいと思う･･･現に、これもこの一巻目では成功しているようには見えないし。お話の展開として、精霊の民とかイシュト自身とか、謎がもったいぶって明かされないまま進むのが、脳内先走る自分にはテンポが悪かった。もう少し早い時点で展開してくれればな～。ルーナについてイシュトと謀反人と、別のふたつの意図が交錯してたのね。2012/11/27
夜の女王
8
☆☆ 伏線が多く謎だらけで終わってますがシリーズ１巻目としては悪くないかな。剣と魔法のファンタジーという割には、冒頭イシュトがルーナを見ていた映像とか『術式』という言葉とかちょっと疑似科学のような雰囲気もある。世界設定は面白そう。ストーカー皇帝の性格に難があるけど、まだまだ１巻。これから二人の関係がどう変わるのか、ちょっと楽しみ。イラストも華麗でいい 2013/01/16
