出版社内容情報
鶴見俊輔氏(哲学者)
「この本の著者のような誠実な人とひざつきあわせてすわっていると、やりきれないと感じる読者もいるだろう。著者とちがう仕方で戦争をとおった私には、その感じのかけらほどはわかる。だが、新しい時代にはその時代なりの生き方があり、自分の生き方をもって、この本に対してほしい」
小熊英二氏(歴史社会学者)
「ゼロからの模索を記録する稀有のオートエスノグラフィ」
【戦後思想史のゼロ地点】
1945年8月、日本の敗戦はあらゆる価値の崩壊をもたらした。
熱烈な皇国少年として、海軍に志願した渡辺清は“不沈艦” 戦艦武蔵に乗り組み、激烈な軍隊内暴力と同胞たちの死、壮絶な沈没を経験する。故郷に戻った彼が見たのは、戦前・戦中を忘却したかのように日常を取り戻す人々と社会、そしてマッカーサーの隣に写る昭和天皇の姿だった……。自分はいったい何を信じ、何に加担していたのか? 戦争責任という問いに至る思索の旅路を綴った、『戦艦武蔵の最期』『海の城』に連なる最重要作! 鶴見俊輔氏の論考も再録。
新書版解説・小熊英二
【目次】
昭和二十年九月
昭和二十年十月
昭和二十年十一月
昭和二十年十二月
昭和二十一年一月
昭和二十一年二月
昭和二十一年三月
昭和二十一年四月
経済大国の内部で書かれたこの本 鶴見俊輔
稀有のオートエスノグラフィ――ゼロからの模索の記録 小熊英二
【目次】
昭和二十年九月
昭和二十年十月
昭和二十年十一月
昭和二十年十二月
昭和二十一年一月
昭和二十一年二月
昭和二十一年三月
昭和二十一年四月
経済大国の内部で書かれたこの本 鶴見俊輔
稀有のオートエスノグラフィ――ゼロからの模索の記録 小熊英二
内容説明
1945年8月、あらゆる価値は崩壊した。熱烈な皇国少年として海兵団に入った著者は、軍隊内暴力と同胞たちの死、戦艦武蔵の沈没を経験する。故郷に戻った彼が見たのは、何事もなかったかのように日常を取り戻す人々と社会、そしてマッカーサーの隣に写る昭和天皇の姿だった。戦争責任という問いに至る思索の旅路を綴り、戦後思想史のゼロ地点を刻む!鶴見俊輔氏の論考を再録。
目次
昭和二十年九月
昭和二十年十月
昭和二十年十一月
昭和二十年十二月
昭和二十一年一月
昭和二十一年二月
昭和二十一年三月
昭和二十一年四月
著者等紹介
渡辺清[ワタナベキヨシ]
1925年、静岡県生まれ。1941年、横須賀海兵団に入団(志願兵)、1942年戦艦武蔵に乗り組む。マリアナ、レイテ沖海戦に参加。戦艦武蔵撃沈のさい、遭難し奇跡的に生還。1945年復員。太平洋戦争の生き残りとして戦火の経験を書き残すべく、執筆活動を行うとともに、1970年より日本戦没学生記念会(わだつみ会)事務局長を務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。



