出版社内容情報
自分の健康、国の行く末、自然災害に環境問題……数え上げたらきりがない将来の不安がある一方、蔓延するのは精神論や、不合理な対策に妄想ばかり。どうしても心配が尽きぬというのなら事実とデータで解説しよう。
【目次】
1 明日の「自分」
2 明日の「日本」
3 明日の「地球」
4 明日の「世間」
5 今日の「生活」
【目次】
1 明日の「自分」
2 明日の「日本」
3 明日の「地球」
4 明日の「世間」
5 今日の「生活」
内容説明
「働くことが無条件に尊い」というのは幻想。地獄への道は「善意」で敷き詰められている。日本の国力の指標は軒並み下がっている―不粋な人が増えるとつまらない世の中になるよナ。「今を適当に生きる」ための痛快批評。
目次
1 明日の「自分」(人はなぜ働かなくてもいいのか;動物は家畜化するとどうなるのか;友が病気になったり亡くなったりして思うこと;病気にどう対処するかは人それぞれ;お茶と健康)
2 明日の「日本」(大地震に備えよ;国力をつけて南海トラフ地震に備えよう;米を作って食料自給率を上げよう;少子化の現在と未来;陰謀論について)
3 明日の「地球」(文化的多様性の歴史的変遷について;昆虫減少の後に起こること;昆虫の保全と標本の保存;昆虫蒐集は究極の趣味である;トゲアリトゲナシトゲトゲ:命名とは何か)
4 明日の「世間」(物を所有するパトスがない社会;農耕社会になって起こったこと;『遺伝と平等』を読む;交通ルールについて;正月は朝から酒を飲む)
5 今日の「生活」(庭仕事をしながら考えること;熱中症を心配しながら庭でミニトマトを作る;野菜栽培はやっぱり面白い;家庭菜園にやってくる害虫や害獣との攻防戦;庭での野菜作りについて)
著者等紹介
池田清彦[イケダキヨヒコ]
1947年、東京生まれ。生物学者。早稲田大学名誉教授。構造主義生物学の立場から科学論・社会評論等の執筆も行う。カミキリムシの収集家としても知られる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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