出版社内容情報
一見成功して不自由なく見える人も、誰もが何かの問題を抱えながら生きている。70代、老いの境にさしかかり、どこか不安を抱えているという人の心が軽くなり、明るく生きるための智恵がある。欲や執着を手放し、悩みや怒りを捨てて気持ち良く人生の最後のステージを生きるコツとは? スリランカ初期仏教の教えでユーモアたっぷりに習う、合理的な人生の智慧。
内容説明
どんな人にも老いは平等にやってくる。70歳、仕事や社会生活の第一線から退き、家族との関係や健康にも変化が訪れる時。今までできていたことができなくなる、体力が衰える…そんな折に仏教の教えをひもとけば、残りの人生を明るく過ごすための智恵がちりばめられている。スリランカで出家し、40年以上日本で上座仏教の教えを伝えてきた長老が、自身も老境を迎えて著す「老いのハンドブック」。
目次
第1章 70歳から自由を目指す(人生には初心者マークが貼りついている;自分を活かすプログラムを組みましょう ほか)
第2章 楽しい老い、安穏な死(人生は老いるプログラム;病むことも楽しみましょう ほか)
第3章 70歳からの「心を育てる仕事」(もっと怖い心のがん;心のがんの特効薬を知りましょう ほか)
第4章 精神の進化(70代は好きに生きていいのです;公園で遊んでいる気分で生きましょう ほか)
著者等紹介
アルボムッレ・スマナサーラ[アルボムッレスマナサーラ] [Alubomulle Sumanasara]
スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭をとった後、80年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。全国で講演やセミナーなども行い、ブッダの根本の教えを説き続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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