ハーレクイン<br> 屈辱のプリンセス

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ハーレクイン
屈辱のプリンセス

  • ISBN:9784596128065

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内容説明

その夜、リリーは会社のトップの執務室で途方に暮れていた。ほかの社員は全員、会社主催の舞踏会を楽しんでいるはずなのに、彼女はひとり、各部署の書類の回収と整理に追われている。慣れない仕事で同僚の倍も時間がかかるのを、誰かに知られたら大変だ。なのに今、この部屋に男性が近づいてくる。落ち込んだ姿など見られたくなかったが、リリーは結局つかまった。会社の最高経営責任者、アレッサンドロに。執務室にいる理由を問いつめられ、彼女はとっさにくびを覚悟したが、ボスの考えた罰はさらにとんでもないものだった。彼と舞踏会に行くですって? プリンスと呼ばれるこの人と!■『この夜が終わるまで』で、2012年上半期のベスト作品コンテストの第1位に輝いたJ・ルーカス。彼女の最新作をお届けします。富豪に見いだされたシンデレラの素顔は?この後さらに二転三転するストーリー展開にご注目ください。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

kina

3
ずっと積読だったけどやっと読んだわ。秘密を抱えた出会いから披露宴でそれが暴露されるまで、絶対その間にゴシップ紙なりまわりの人間なりがばらすだろ?と思うんだけど、最大の山場で破局を迎えさせるために秘密は守られたままなのよね。作家さんの苦労がしのばれます。皆の前でヒーローから侮辱されることになるヒロインですが、そこできっぱりとヒーローを見限って自分から「もうおしまい」と宣言する、そこがカッコイイ。2018/06/28

akiyuki_1717

1
ジェニーさんネタ切れですかね。すごくありきたりなストーリーなのを誤魔化そうと、あれこれエピソードをぶっこみすぎて、ヒーローにもヒロインにも全く魅力がありません。そしてグダグダ・・・どちらも薄っぺらく、人間性に欠け、自尊心だけがやたらと強い二人でした。知り合いばかりのパーティーの席で、妻に再び人前に出られなくなるような恥をかかせるような男は、頭に血が上った時には、また同じことを繰り返すとしか思えないから、あの程度の反省行動でヒロインが許す設定にしたこと自体、有り得ない。2015/03/24

MOMO

0
CEOの執務室のセキュリティ、甘すぎんか?産業スパイを気にするような人の部屋に、下っ端社員が簡単に入れたことに、どうしても納得いかない・・・そして、失読症だけども、純真な嬢さんであろうリリーちゃんも、あまり好きになれなかったわ。いや、いい子なんだとは思うのよ。けど多分、彼女のボヤボヤした感じと、その<とってつけたようないい子ちゃん>感がいやだったんでしょうねぇ。せっかちなうえに、ひねくれて可愛げの無い子供だったもんで、私・・2013/03/07

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