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内容説明
南正一郎、46歳。南さんにはダウン症があります。でも特別な人ではありません。この本は、南さんが幼いころから現在までの生活を綴った日記です。南さんの両親は彼を特別に育てたりしませんでした。社会に出たら養護学校とは違うんだよと、大人になって困らないようにさまざまな経験をさせ、社会常識をしっかり教えました。それが南さんの旺盛なチャレンジ精神と、たくさんの出会いという人生の宝になっています。空手黒帯、英会話少々、お酒大好きで(自制中)、日々新しいことに挑戦しています。「障がい者のための働き方改革プロジェクト LIVES TOKYO」で2017年と18年に司会に選ばれ、張り切りました。南さんの生き方と、彼を支える人たちの物語には、お互いの違いを認め、自分らしく生きる素晴らしさが詰まっています。どこにでもあって、どこにもないダウン症当事者の半生記。
目次
幼少期
小学校
中学校
習い事
養護学校高等部時代
家族
仕事
友達
入院
震災とボランティア
最近のこと
著者等紹介
南正一郎[ミナミショウイチロウ]
1972年生まれ。霊南坂幼稚園、代々木小学校、外苑中学校、青鳥養護学校高等部卒業。1986年、剛柔流空手道柳心館に入門。2007年、白血病を患うも6カ月の闘病生活を経て完治。2010年、空手初段取得。2017年、ハンズオン東京主催・障がい者のための働き方改革プロジェクトのイベント「Lives Tokyo 2017 はたらく・わらう・たべる」で司会を務める。空手二段取得。2018年、昨年に続き「Lives Tokyo 2018」で司会を務める。現在は、ダウン症当事者として講演活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。