角川新書<br> 真実をつかむ―調べて聞いて書く技術

個数:
電子版価格
¥990
  • 電書あり

角川新書
真実をつかむ―調べて聞いて書く技術

  • ウェブストアに1冊在庫がございます。(2024年04月26日 05時17分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 新書判/ページ数 259p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823805
  • NDC分類 070.16
  • Cコード C0295

出版社内容情報

森友学園や、自殺した近畿財務局職員の遺書など、数々の重大な報道を担ってきた著者。失敗続きの支局時代、災害の現場、20年ぶりの再会…など、記者として歩みを振り返りながら、その手法と心根を初めて明かす。

内容説明

著者は森友学園問題(首相夫人が関与する学園に国有地が極端に安く払い下げられた。決裁文書の改ざんも発覚した)など、権力の裏側を暴いてきた記者だが、失敗もひと一倍多かったという。取材先から信頼を得るには何が必要なのか?苦い経験も赤裸々に明かしつつ、その取材手法を全開示する、渾身の体験的ジャーナリズム論!

目次

序章 記者の秘密を明かすワケ
第1章 新米記者を育てた先輩の“愛”と上関原発計画
第2章 昭和から平成へ―時代のはざまで学んだ真実
第3章 愛する神戸の街は壊滅した
第4章 夢とは違った社会部の現実
第5章 記者を育て、育てられる仕事
第6章 17年前の僕に試された私
第7章 107人の人生を断ち切った大事故とJRの闇
終章 取材は愛

著者等紹介

相澤冬樹[アイザワフユキ]
1962年宮崎県生まれ。大阪日日新聞(新日本海新聞社)編集局長・記者。東京大学法学部卒業。87年、NHKに記者職で入局。山口放送局、東京報道局社会部記者などを経て、2012年より大阪放送局。森友事件の発生直後から追い続け、数々の特ダネをつかむ。18年8月NHKを退職、同年9月より現職場(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

古本虫がさまよう

4
著者は元NHKの記者。警察のどさ回りから始まっての社会部ネタ、事件ネタの取材に邁進。デスクになっていったん現場から足を洗う?が、また現場での取材記者に戻ったり。取材上の失敗談も含めてスクープ合戦の裏舞台なども赤裸々に綴っている。人間関係やら仕事上での悩みから「鬱」状態になって休職することもあったとのこと。テレビの世界だから、一分一秒でも他局よりはやく「速報」を打てる記事を書くのが使命と思いこんで、いろいろと無茶をしたり、いまならプライバシー侵害になるようなこともしてきたようだ。 2021/05/03

てっちゃん

2
森友事件で有名になった相澤記者の著書。経験談が中心だが、中々面白く読めた。取材対象との信頼関係の構築が肝だということがよくわかった。2021/02/25

Go Extreme

1
記者の秘密を明かすワケ 新米記者を育てた先輩の“愛”:自分で考えろ 恵まれた自分 権力に都合の悪いことを調べ出せ 真実の探し方 昭和から平成へ―時代のはざまで学んだ真実:山口県出身7人の宰相 取材先を引き継ぐ意味 愛する神戸の街は壊滅した:月月火水木金金に酔う 神戸は戦場だった 現場百遍 夢とは違った社会部の現実:あんた、牙をむいたね 記者を育て、育てられる仕事:迷惑かける仕事、嫌われ者の商売 17年前の僕に試された私:人の不幸を取材する意味 大事故とJRの闇:うつの苦しみに沈む 記者に戻る 取材は愛2021/03/21

ひつじパパ

0
今は、〝文春砲〟って言って世間的には文藝春秋の記者達の特ダネが目立っているけど、この本に限らず記者達はここまでして対象者と仲良くなってあらゆるネタを拾ってくるんだなぁと感心した。また、朝出夜出、と本当に24時間戦えますか、の世界。体力勝負。私だったら倒れそう。そして人を好きじゃないとやってられない職業だと思う。著者が述べているように「最後に大切なのは人だ。」というのもうなずける。そして「取材先を愛すること」も。2021/04/28

梅201

0
森友学園問題を暴いた相澤冬樹氏がNHK記者時代をふり返る。事件や事故の取材で、どのように関係者を見つけ、信頼関係を結び、情報を取ったか。現場ごとのウラ話が興味深い。また「うつ」に苦しみながら取材をしていた時期があったことには驚いた。「取材は愛」が信条なだけあって人間関係に熱すぎるところもあるのだが、だからこそ自殺した財務省職員・赤木俊夫さんの手記を託されたのだろう。奈良で起きた事件では、捜査員が著者の部下へ送った1本のメールからスクープが生まれる。こういう捜査員と記者の関係もあるんだな。2/27~3/192021/03/21

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/17403401
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。