出版社内容情報
性感染症が危険水域にある――
ここ30年余りで多数の新興感染症が見つかり、簡単には治療できない、性感染症も増えているという恐ろしい現実。
日本では、エイズが再び拡大の動きを見せたり、女性の梅毒患者数が急増して深刻な問題となったりしている。
性感染症を引き起こす原因は目に見えない病原体。人は肉眼で見えないものが自分の命を脅かしていると思うと、怖くてならない。
だから、玉石混交の情報に振り回され、躍らせられてしまうのだ。
そうならないためには真実を見抜く目を養わなければならない。それにはセックスや性感染症について興味本位でなく正しく学ぶ必要があるのだ。
性感染症を知ることは、新型コロナウイルスをはじめ、感染症から身を守るすべを学ぶことでもあるのだ。
内容説明
ここ30年余りで簡単には治療できない性感染症が増えている。その恐ろしい現実を知り、予防法を学び、プライベートゾーン(水着で隠れる部分)を大切にすることは、感染症から身を守る術を学ぶことでもある。
目次
序章 性感染症を知らなければ生き残れない時代に
第1章 症状でわかる性感染症
第2章 意外に知らないパンツの中の医学常識
第3章 セックスの真実
第4章 意外に少ない、完全な男と完全な女
第5章 セックスでうつる「難病」、「意外な病気」、「幻の病」
第6章 加齢とセックス
終章 新たな感染症が次々と現れる時代に
著者等紹介
尾上泰彦[オノエヤスヒコ]
性感染症専門医療機関「プライベートケアクリニック東京」院長。1969年日本大学医学部卒。日本性感染症学会(功労会員)、(財)性の健康医学財団(代議員)などを務め、厚生労働省のHIV研究に協力するなど、わが国における性感染症予防・治療を牽引している。講演会や研究会を開催するほか、雑誌をはじめとするメディアへも積極的に寄稿。さらに、ブログやホームページも立ち上げ、性感染症に関するさまざまな情報を発信している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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