角川新書<br> 「東国の雄」上杉景勝―謙信の後継者、屈すれども滅びず

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「東国の雄」上杉景勝―謙信の後継者、屈すれども滅びず

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  • サイズ 新書判/ページ数 352p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040823522
  • NDC分類 289.1
  • Cコード C0221

出版社内容情報

軍神・上杉謙信の甥にして後継者の上杉景勝。義兄と争った「御館の乱」、絶体絶命の危機に陥った織田信長の攻勢、「北の関ヶ原」と敗戦による危機……。かつて東国で覇を競った武田、北条が滅びるなか、上杉だけは生き残りを果たす。戦国大名最後の世代として、戦国、織豊、江戸と時代の転換期を生き抜いた、その六十九年の生涯を描く決定的評伝。

【目次】

はじめに

序章 上杉景勝の実家、上田長尾一族 

第一章 戦国大名・景勝
一、生い立ち 
二、謙信と喜平次 
三、御館の乱 
四、信長との対決 
五、「六十余州越後一国を以て相支え」 

第二章 豊臣大名・景勝
一、秀吉と景勝 
二、東国仕置 
三、権中納言景勝 

第三章 会津国替えと関ヶ原合戦
一、豊臣家大老景勝 
二、会津征討 
三、幻の関東討入り計画 

第四章 米沢領三十万石
一、米沢中納言景勝 
二、米沢城下と藩制の整備 
三、景勝のよこがお 

第五章 米沢藩祖・景勝
一、景勝の嗜好と周辺 
二、大坂の陣 
三、元和偃武と移りゆく世界 
四、景勝最後の軍役「最上御勢遣」 
五、景勝の遺命 

終章 その後の上杉家 

おわりに 
主要参考文献

内容説明

軍神・上杉謙信の甥にして後継者の上杉景勝。義兄と争った「御館の乱」、滅亡寸前まで追い込まれた織田信長の攻勢、「北の関ヶ原」と敗戦による危機―。絶体絶命のピンチに立たされながらも、上杉家は生き残りを果たす。戦国、織豊、江戸と時代の転換に翻弄された、その69年の生涯を描く、最新にして決定的評伝!

目次

はじめに―一代笑顔を見たる者なし
序章 上杉景勝の実家、上田長尾一族
第1章 戦国大名・景勝(生い立ち;謙信と喜平次;御館の乱;信長との対決;「六十余州越後一国を以て相支え」)
第2章 豊臣大名・景勝(秀吉と景勝;東国仕置;権中納言景勝)
第3章 会津国替えと関ヶ原合戦(豊臣家大老景勝;会津征討;幻の関東討入り計画)
第4章 米沢領三十万石(米沢中納言景勝;米沢城下と藩制の整備;景勝のよこがお)
第5章 米沢藩祖・景勝(景勝の嗜好と周辺;大坂の陣;元和偃武と移りゆく世界;景勝最後の軍役「最上御勢遣」;景勝の遺命)
終章 その後の上杉家
おわりに―景勝という男の存在感

著者等紹介

今福匡[イマフクタダシ]
1964年、神奈川県生まれ。米沢温故会会員、戦国史研究会会員。歴史ライター。関心テーマは越後上杉氏、および米沢藩とその周辺(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ようはん

19
跡継ぎである定勝は50歳も歳が離れた一人息子であるけど、米沢城で作ったリンゴを江戸の定勝に送ったりと親バカな一面も。苦労が多い景勝の人生であるが、こういう微笑ましいエピソードも知れて良かった。2024/07/16

サケ太

17
上杉景勝といえば、「花の慶次」のイメージしかなかったが、謙信公同様後世のイメージに強く影響されていた姿から、人間景勝を見ることが出来た気がする。上杉家を背負った男の生き様は面白い。2021/08/31

MUNEKAZ

15
上杉景勝の評伝。養父・謙信に比べると地味な印象だが、戦国大名→豊臣大名→近世大名という変遷や、家督争い、謀反、大規模な転封・改易が連続する激動の生涯だったことを再確認。後世に「峻厳」というイメージを持たれたのも、この緊張感MAXな人生を思えば仕方のないことなのかも。ただ家臣に対する気持ちの籠った書状を見ると、決して冷たい人物ではないこともよくわかる、とくに晩年、大減封の上に正妻や家臣に先立たれながらも、不遇を嘆かず嫡男・定勝の独り立ちのため、何かと世話を焼く姿には胸が熱くなる。景勝への見方が変わる一冊。2022/05/17

筑紫の國造

13
謙信の後を継ぎ、米沢藩の藩祖となった上杉景勝の一代期。叔父謙信、そして家臣の直江兼続よりも知名度では劣る景勝について一次史料を丁寧に紐解きながら、しっかりと歴史の中に位置付けている評伝。著者は在野の歴史ライターだが、きっちりと研究として成功している評伝ではないだろうか。景勝については謙信と兼続に挟まれて地味な存在になっているが、本書ではしっかりとその存在感を感じ取ることができる。史料批判をしっかりと行った本書は、信頼度の高い評伝だといえるだろう。 2023/11/25

フランソワーズ

9
先代上杉謙信の華麗なる戦歴と変転極まる生涯に比して、地味感のある景勝。しかし、こうして振り返ってみれば、戦国大名から豊臣大名、近世大名というと変化を余儀なくされた中で生き残った事績は決して伊達ではありません。たとえそれが”悉皆人”直江兼続や、他家垂涎の歴戦の家臣たちを抱えていたとしても。→2021/09/18

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