出版社内容情報
(章立て)
はじめに
第一章 愛国は多層的だ
第二章 戦前の愛国 ――上からの愛国は命さえも軽んじられる
第三章 元兵士たちの愛国 ――ナショナリズムの拒絶と新しい表現
第四章 定まらない愛国 ――島は巨大な墓である
第五章 戦後の転機 その1――尖閣諸島問題
第六章 戦後の転機 その2――3.11
第七章 天皇が示した愛国
第八章 沖縄の人々
おわりに
内容説明
2010年代、第二次安倍政権下で愛国を主張する人々が台頭した。日本は右傾化したのか?1980年代から日本を見続ける外国人ジャーナリストは「否」とする。硫黄島に放置される遺骨、元零戦パイロットの言葉、天皇のペリリュー島訪問―さまざまな取材を通じて見えてきた、日本人の複雑で多層的な愛国心を活写する。
目次
第1章 愛国は多層的だ
第2章 戦前の愛国―上からの愛国は命さえも軽んじられる
第3章 元兵士たちの愛国―ナショナリズムの拒絶と新しい表現
第4章 定まらない愛国―島は巨大な墓である
第5章 戦後の転機その1―尖閣諸島問題
第6章 戦後の転機その2―3・11
第7章 天皇が示した愛国
第8章 沖縄の人々
著者等紹介
ファクラー,マーティン[ファクラー,マーティン] [Fackler,Martin]
ジャーナリスト。1966年アメリカ・アイオワ州生まれ。大学生のときに台湾の東海大学に留学。慶應義塾大学をへて、東京大学大学院で経済学を研究生として学ぶ。イリノイ大学でジャーナリズムの修士号を、カリフォルニア大学バークレー校で歴史学の修士号(現代東アジア史専攻)を取得した後、96年よりブルームバーグ、AP通信社、ウォール・ストリート・ジャーナルで記者として活躍。2009~15年、ニューヨーク・タイムズ東京支局長。11年の東日本大震災の精力的な報道で、12ピュリッツァー賞のファイナリストとなった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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