角川新書<br> 絶滅危惧種はそこにいる―身近な生物保全の最前線

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角川新書
絶滅危惧種はそこにいる―身近な生物保全の最前線

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  • サイズ 新書判/ページ数 288p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784040822747
  • NDC分類 519.8
  • Cコード C0245

出版社内容情報

まえがき
第一章 たっちゃん池のかいぼり
第二章 理想の池
第三章 密放流者との暗闘
第四章 ビオトープをつくりたい
第五章 希少種を守り増やせ
第六章 森のリス、ぜんぶ捕る
第七章 ハンセン病と森
第八章 アナグマの父親になりたい
あとがき

内容説明

アマガエルやゲンゴロウ、メダカなど、身近だった生き物たちが絶滅の危機に瀕している。環境保全の専門家である著者は、生物の多様性を守るため、池の水を抜き、草地を増やし、侵略的外来種を駆除する。ときには密放流者との暗闘も。SDGsでも掲げられる「陸の豊かさ」のために七転八倒、保護活動の最前線!

目次

第1章 たっちゃん池のかいぼり
第2章 理想の池
第3章 密放流者との暗闘
第4章 ビオトープをつくりたい
第5章 希少種を守り増やせ
第6章 森のリスぜんぶ捕る
第7章 ハンセン病と森
第8章 アナグマの父親になりたい

著者等紹介

久保田潤一[クボタジュンイチ]
1978年、福島県生まれ。特定非営利活動法人NPO birth自然環境マネジメント部部長。技術士。98年東京農業大学短期大学部に入学し、その後、茨城大学に3年次編入。卒業後、環境コンサルティング会社などを経て、2012年NPO birthへ。絶滅危惧種の保護・増殖や緑地の保全計画作成など、生物多様性向上に関する施策を広く行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

おせきはん

31
NPOで環境保全に取り組んできた著者のこれまでの活動を通じて、自然との関係について考えさせられました。多磨全生園の話は、自然と人との関わりにとどまらず、人と人との関係も含め、人としてのあり方を問いかける深い内容でした。2022/05/10

Nao Funasoko

21
自然環境の保全・再生やその維持の重要性と大変さを現場の実体に基づいて解く良書。以前、私のホームフィールドでも実施された「池の水ぜんぶ抜く」で感じた疑問への答えもあり納得。本書中では異色とも言える「七章 ハンセン病と森」も著者の人となりが感じられ良かった。 #絶滅危惧種はそこにいる #久保田潤一 #NPObirth #狭山丘陵 #池の水ぜんぶ抜く #自然観察の本2022/02/24

大先生

10
読みやすく面白い!(昔は身近だった)生物たちの保全活動記的な本です。「かいぼり」(=池の水を全部抜く)の話からハンセン病、アナグマの飼育記まで話題が豊富です。生き物全般に興味がある人には超絶オススメ本ですね(笑)外来種(バスやコイ等)も生き物には変わりないわけで、可哀想なんだけど、それでも駆除しなければならない著者の複雑な心境も綴られています。釣りのために密放流する人、飼いきれなくなって池や川に生き物を捨てる人、この本読んで反省して下さい。私も水槽の掃除が面倒に感じる日もありますが責任もって飼い続けます。2023/07/24

西澤 隆

9
「こうあるべきだ、しない連中は頭おかしい」的な原理主義でもなく、完全な商業ベースでもない。現実と折り合いをつけながら、なんとかすこしでもいい形の生態系を維持・再生しようとするひとの、現実を食むお話。かいぼり(池の水全部抜く!)をできるだけ環境再生のためにという努力の話からはじまって、バッタの野原再生やビオトープや、果ては「陸海空」を野生に帰すところまで、いろんな話が語られるが「今できる中でなんとか一番いいことを」「ダマではなく行政などとちゃんと連携して」やろうとする、とにかく現実的なやりかたに頭が下がる。2023/12/14

流石全次郎

9
野生生物に関する思いや価値観は多種多様で人それぞれ。著者の思いに共鳴した人々と共に、ベクトルを合わせて日本に普通にあるべき生態系の回復に尽力する姿と成果発表。そんな一冊。自分の価値観を明示しながらひたすらに走り続ける姿勢はすがすがしい。また本書の中では仲間の募集を呼び掛けられ続ける。2022/05/18

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