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出版社内容情報
生まれながらの重責を背負いながら、外交で築いたものとは1953年、19歳だった明仁皇太子はヨーロッパ各国を訪れた。大戦の遺恨が残るなかで何を感じたのか。そこから続くイギリス、オランダなどとの交流、慰霊の旅を続ける理由など、知られざる姿を明らかにする。
西川 恵[ニシカワ メグミ]
長崎県生まれ。毎日新聞客員編集委員。東京外国語大学中国語専攻を卒業後、71年に毎日新聞入社。テヘラン支局、パリ支局、ローマ支局などを経て、98?2001年外信部長。あわせて皇室外交の取材を一貫して行っている。主な著書に『ワインと外交』新潮新書、『饗宴外交』世界文化社、『歴代首相のおもてなし ?晩餐会のメニューに秘められた外交戦略』宝島新書などがある。公益財団法人日本交通文化協会常任理事(事務局長)、公益財団法人日仏会館常務理事。
内容説明
1953年、19歳の明仁皇太子は大戦の遺恨が残る欧州を訪れた。それから続く各国王室との交流、市民や在外日本人との対話、戦没者の慰霊…。両陛下の振る舞いやおことばから根底にある思いにせまり、皇室外交が果たしてきた役割を明らかにする。
目次
第1章 宮中晩餐会では「だれに対しても最高のものを」がルール
第2章 昭和と平成、皇室2代にわたるミッテランとの友好
第3章 皇室外交の要としてのおことば―オランダの反日感情を融和した両陛下
第4章 美智子妃とヴァレリーさんの頬ずり―フランス3代の大統領と皇室
第5章 英王室と皇室の長く深い縁―戦中、戦後の怨讐を超えて
第6章 終わりなき「慰霊の旅」―サイパン、パラオ、フィリピン
第7章 国際政治に寄せる両陛下の関心―歌に込められたその思い
著者等紹介
西川恵[ニシカワメグミ]
長崎県生まれ。ジャーナリスト。東京外国語大学を卒業後、1971年に毎日新聞社入社。テヘラン支局、パリ支局、ローマ支局などを経て、98~2001年外信部長。02~14年外信部専門編集委員。国際政治、外交の取材とともに皇室外交を一貫してフォローしている。主な著書に『エリゼ宮の食卓』(新潮社、97年サントリー学芸賞)など。毎日新聞客員編集委員、公益財団法人日本交通文化協会常任理事(事務局長)、公益財団法人日仏会館常務理事。フランス政府農事功労章シュヴァリエ、フランス国家功労勲章シュヴァリエ受章(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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