出版社内容情報
IoTのコンセプトを世界で初めて提唱した著者が、そのすべてを教える。
今までの日本のICT(情報通信技術)戦略は、技術で始まり技術で終わることが多く、出口戦略がなく、結果として使われないものになっている。
IoTがその轍を踏まないようにすること、そのためにも哲学が重要なのである――。
「IoT=モノのインターネット」とは何か。何のための技術であり、私たちの社会や生活は、一体どう変わるのか。技術研究開発や社会制度設計、ビジネスや実用の最前線から、豊富な実例をあげつつ、その現状・課題・未来像と、日本への指針を示す!
第1章 IoTの登場
1、IoTとユビキタス・コンピューティング
2、世界をつなぐオープンシステム
第2章 IoTの実用化とその可能性
1、IoTの実証実験
2、オープンIoT
3、IoTによるサービス
第3章 オープンとクローズ――日本の選択
1、オープンのインフラがもたらす世界
2、IoTで製品はどう変わるのか
3、世界競争と日本のジレンマ
4、オープン・イノベーションを求めて
第4章 IoT社会の実現と未来
1、すべては「ネットワーク」と「識別」からはじまる
2、アグリゲート・コンピューティング・モデルを目指して
内容説明
「IoT=モノのインターネット」とは何か。何のための技術であり、私たちの社会や生活は、一体どう変わるのか。技術研究開発や社会制度設計、ビジネスや実用の最前線から、豊富な実例をあげつつ、その現状・課題・未来像と、日本への指針を示す!
目次
第1章 IoTの登場(IoTとユビキタス・コンピューティング;世界をつなぐオープンシステム)
第2章 IoTの実用化とその可能性(IoTの実証実験;オープンIoT;IoTによるサービス)
第3章 オープンとクローズ―日本の選択(オープンのインフラがもたらす世界;IoTで製品はどう変わるのか;世界競争と日本のジレンマ;オープン・イノベーションを求めて)
第4章 IoT社会の実現と未来(すべては「ネットワーク」と「識別」からはじまる;アグリゲート・コンピューティング・モデルを目指して)
著者等紹介
坂村健[サカムラケン]
1951年東京生まれ。工学博士。東京大学大学院情報学環教授、ユビキタス情報社会基盤研究センター長。1984年からオープンなコンピュータアーキテクチャ「TRON」を構築。2002年よりYRPユビキタス・ネットワーキング研究所所長を兼任。いつでも、どこでも、誰もが情報を扱えるユビキタス社会実現のための研究を推進している。2003年に紫綬褒章。2006年に日本学士院賞、2015年にITU(国際電気通信連合)150Awardsを受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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