内容説明
グルメや健康にいい食事など毎日のようにマスメディアにとりあげられる「食」。その一方で「食」にまつわる社会問題、国際問題は頻発し、「食」に関連する領域は拡大するばかり。本書は、各界の気鋭の研究者が、現在の「食」に関する重要課題を網羅的に取り上げ、人類の永続する幸福な生活を目指して、それらの問題の解決に向けての道筋を明らかにするものである。
目次
1章 飢餓と飽食(飢餓;飽食)
2章 食料安全保障(戦前・戦後の食料問題と農政の対応;食料自給率低下は問題なのか? ほか)
3章 食の安全性と流通(食品の安全を脅かす因子;わが国および海外における食品の安全に関わる規制 ほか)
4章 食の6次産業化(6次産業化の基本的なとらえ方;6次産業化のタイプ分けの視点からみた特徴 ほか)
5章 食の文化と健康、美味しさ(味わいの持続性と相対性;文化としての食と味の持続性 ほか)
著者等紹介
生駒俊明[イコマトシアキ]
キヤノン財団理事長、東京大学名誉教授。1968年東京大学博士課程修了、工学博士。同年東京大学助教授、1982年教授。1994年日本テキサスインスツルメンツ(株)入社、筑波研究所長、代表取締役社長、会長。2002年より一橋大学教授、科学技術振興機構研究開発戦略センター所長、産業再生機構監査役などを歴任。2008年キヤノン(株)入社、常勤顧問、代表取締役副社長。2015年同社特別顧問(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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