富士見ファンタジア文庫<br> お世話した王女様、ずっとくっついてくる

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富士見ファンタジア文庫
お世話した王女様、ずっとくっついてくる

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  • サイズ 文庫判/ページ数 296p/高さ 15cm
  • 商品コード 9784040761732
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

第三王女テトラの世話係に就くことになったレオン。
 こちらに興味を持ちつつ素直になってくれない王女様だったが――

「わたくしはいつでもお待ちしておりますわよ。あなたのこと」
「……もうこのまま連れ去ってしまいたいくらいです」

 かつて世話係をしていた貴族令嬢たちとレオンは学園で再会。
 彼女たちになつかれるレオンに、王女様は複雑な心境なようで?

「……い、今のあなたはあたしのものなんだから!」

顔を真っ赤にしながらデートやスキンシップを求めてきます。

独占欲を発揮した王女様は、どうやらつきっきりで構ってほしいらしいです。
王女様たちとの甘々学園ラブコメ、開幕!


【目次】

内容説明

第三王女テトラの世話係に就くことになったレオン。こちらに興味を持ちつつ素直になってくれない王女様だったが―「わたくしはいつでもお待ちしておりますわよ。あなたのこと」「…もうこのまま連れ去ってしまいたいくらいです」かつて世話係をしていた貴族令嬢たちとレオンは学園で再会。彼女たちになつかれるレオンに、王女様は複雑な心境なようで?「…い、今のあなたはあたしのものなんだから!」顔を真っ赤にしながらデートやスキンシップを求めてきます。―独占欲を発揮した王女様は、どうやらつきっきりで構ってほしいらしいです。王女様たちとの甘々学園ラブコメ、開幕!カクヨムコンテスト10特別賞受賞作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

20
伯爵家の末っ子で従者として第三王女テトラの世話係に就いたレオン。お世話をするほど、王女様の独占欲も強まっていく甘々学園ラブコメ。伯爵家の次女、公爵家の三女に仕えて評価され、ついには推薦されて第三王女テトラの世話係となったレオン。興味を持ちつつも素直になってくれなかった王女様も、かつて世話係をしていた貴族令嬢たちに懐かれる姿に複雑な心境を抱くストーリーで、裏で手を回して孤立しがちなテトラと彼女たちとの仲を取り持ったり、テトラへの気遣いを描きながら、彼の人柄を掘り下げていくストーリーはなかなか良かったですね。2025/12/21

真白優樹

8
十七歳で生家を出て四年、二年ずつ別々の令嬢のお世話役を務めた青年が、第三王女の世話役となり始まる物語。―――初めて芽生えるは、ほのかな恋と独占欲。ツンツンしている第三王女、彼にお世話され恋をしている令嬢たち。その気持ちに気づかぬまま囲まれ愛されていく、甘々なラブコメが見られる物語であり、様々な恋模様が甘さを醸し出している物語である。始まる二年、それは別れまでの時間。まずは少しでも思い出を、と決めた第三王女はどんな動きを見せるのか。そして令嬢たちも何か動きを見せるのか。 次巻も勿論楽しみである。2025/12/19

MoriTomo

4
世話係を務める主人公と第三王女や令嬢たちとのラブコメで、手厚くお世話してきたヒロインたちから向けられる高い好感度と独占欲を帯びた感情表現が見どころでした。 最初は距離を保ちながらも、ふとした表情や態度の変化、魅力的なイラストと相まって芽生える恋心が丁寧に描かれていて印象的でした。 過去にお世話していた令嬢たちの存在が嫉妬心を刺激する良いスパイスとなり、今後のヒロイン描写にも期待が高まる新作でした。2025/12/21

鳥谷

0
甘さが思った以上にちょうどいい物語ですが、筆致も非常に繊細です。ただ王女様と男性執事を出会わせ、彼がかつて仕えていた主たちとの関わりを通じて、少しずつ執事の過去を掘り起こしていく。そして少女が心に芽生えた想いに気づいていく過程を描いただけなのですが、まるろ先生の立派な挿絵と相まって、読みながら胸がむずむずとするような感覚が最後まで続きました。二巻が本当に楽しみです!2025/12/20

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