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出版社内容情報
田舎から上京したわたし・栗本燕は、今、なぜか美少女2人にプレスされております。もう、むぎゅっと。――どうして、こうなった……。犬猿の仲である聖良ちゃんと織音さんを、ただ仲直りさせたいだけなのにっ……!
【目次】
内容説明
わたしの学校には、とてもとても目立つ美少女が2人いる。「カワイイ」を着こなすカリスマギャルの田桐聖良ちゃんと、深窓の令嬢然とした清楚な京美人の観月織音さんだ。ストレートで表裏のない聖良ちゃんと、少し迂遠な物言いで素直になれない織音さんは、なにかと衝突しがちなのですが。…問題は、わたしを取り合って物理的にむぎゅむぎゅと挟みながらケンカをしてるってこと。わたしに恥ずかしい服を着させたり、写真を撮ったりするときは息ぴったりなのに…。美少女2人に「付き合って!」と言われても、2人を仲違いさせたままにはしたくない!耐えるしかない…誘惑に!!
著者等紹介
山賀塩太郎[ヤマガシオタロウ]
第34回ファンタジア大賞銀賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
23
進学のために田舎から上京した女子高生・栗本燕が、美少女2人に迫られて物理的にむぎゅむぎゅ挟み込みながらケンカするガールズラブコメ。ストレートで裏表のない「カワイイ」を着こなすカリスマギャルの田桐聖良と、少し迂遠な物言いで素直になれない深窓の令嬢然とした清楚な京美人の観月織音。彼女たちになぜかすっかり懐かれてしまい、燕を巡ってたびたび争いながら、可愛い服を着せた写真を撮る時には息ぴったりだったりで、ぐいぐい攻める2人に戸惑いながらもいつの間にか3人でいることを受け入れていく様子がなかなか微笑ましかったです。2025/09/21
真白優樹
9
田舎から東京の高校に進学した少女が都会ギャルと京美人に好かれて始まる物語。―――鎹のよう、飼い主の様に二人の間で。 タイプの違う二人の間に挟まれてケンカさせぬように四苦八苦する中、三人での形に落ち着いていく物語であり、ドタバタで賑やかなガルコメとして面白い物語である。始まる三人の関係、勢いで進んだ二股な道。ある意味飼い主のようなものとして、少女は手綱を握り続けることは出来るのか。仲良くできない二人を仲直りさせぬまま、二人を共に愛する事は出来るのだろうか。 次巻もあってほしいものである。2025/09/20
MoriTomo
8
田舎から上京した主人公が、カリスマギャルと清楚美人に挟まれる百合ラブコメとなっていて、二人のケンカを仲裁したりおだてられたりと、三人の関係性がとても魅力的に描かれていました。 ド直球にぶつけ合う本音や「カワイイ」と押し付け合うやり取りなど、ガールズラブコメらしい展開に振り回されつつも、最後のケンカまで楽しく読めて面白かったです。 主人公を含め三人とも個性が強く、全力で好きなところを推していく描写が印象的で、三人の掛け合いから目が離せませんでした。犬猿の仲の美女二人との関係性は今後の展開も楽しみです。2025/09/28
leo18
6
性格正反対の美少女2人に言い寄られる隠れハイスペックの田舎出身娘。3人の関係性が絶妙で読んでて楽しいガールズラブコメ。主人公の燕がかわいく描かれてるのが特に良かった。2025/10/02
とってぃー
6
正反対の二人に挟まれる主人公・燕が小動物のようで可愛い!ヒロインは言葉の使い方で衝突するも、燕の橋渡しや燕のいい所を語り合う中で、少しずつ解けていく様も素敵でした。ヒロインの2人は正直すぎたり、相手を信頼しすぎていた部分があるので、燕の登場で相手を思いやる気持ちを少しずつ身につけていくのも微笑ましかったです。肝心の百合はかなり押せ押せでかなり好みです。燕はまだまだ好きの形を探っている最中なので続刊期待です!2025/09/21
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