内容説明
魔法ができる=モテる! 陰キャな魔法使い見習い、アベルは完璧な理論を生み出した。どんな偉大な数学者でさえ、この理論は覆せないのだ。反論してみるといい。計算用紙を火炎魔法で燃やしてやる。いいか数学者よ、紙は――燃える。
しかし、なぜか完璧な理論は破綻し、アベルは未だ満足に女子と話すことすらできない。隣の席のイケメンはモテているのに。さらに、鬼教官・ミッシェルに通告された退学を回避するべく、魔術大会に出場する事態に陥り――!?
いずれは勇者パーティーに所属する、陰キャだけどモテたい魔法使いが贈るファンタジーラブ(?)コメ、開幕!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
4
独自の理論に基づいて努力を重ねる、陰キャな魔法使い見習いの少年が、退学を避ける為に大会に出場し始まる物語。―――勇気と知恵、それこそが世界を開く鍵。力はない、だけど知恵と可能性はある。そんな未完の大器である少年が、面倒で仕方ない謀略に向き合い跳ね除けるこの物語。ひねくれているけど優しくて根は真っ直ぐ。そんな少年の内心が受け入れられた時、面白さが増す物語であり、癖は強いも面白い味のする物語である。魔族の影も垣間見える、一筋縄ではないか無い世界。何れ栄光を掴む少年の次の道とは。 次巻も須らく期待である。2018/07/29
K
0
12020/03/08
honnsuki
0
主人公は捻くれてるとこは有りますが、基本的に素直で他人の事を思いやれるいい子なので、ストレスなく読み進める事ができました。努力家で、優秀なのも頑張ったからだというのも好印象です。でも話の展開上、次はミッシェル先生の出番は少なくなってしまうのだろうか?出番いっぱいあるといいな。2018/08/20
Flast
0
タイトル...無茶しやがって...2018/08/12