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出版社内容情報
攫われた白玲、それは【玄】皇帝アダイによる最終決戦への誘いだった。「最強の二人」が再び並ぶとき、乱世は終結する。皇英と王英、双星の天剣――時を超えた全ての宿命が、辿り着く先は。英雄譚、決着の第六幕。
内容説明
故郷、敬陽を奪還したものの、アダイによって攫われた白玲。軍師・瑠璃や皇妹殿下・美雨に支えられ、俺は決意する。「行くぞ。うちの姫様を―白玲を助けに!!」一方、策を弄する鼠をものともしないアダイ率いる“玄”軍を前に都は陥落寸前。だけどよ、アダイ。売られた喧嘩は買ってやるから、俺に面を見せに来い―最終決戦が、はじまる。「最強の二人」が再び並ぶとき、乱世は終結する。それは古の“皇英”と“王英”か、それとも“双星の天剣使い”か―。「行くぞ!アダイっ!!!」「来いっ!張隻影っ!!!」転生英雄と美少女達の戦乱ソードファンタジー―遂に決着。
著者等紹介
七野りく[ナナノリク]
第3回カクヨムWeb小説コンテスト、異世界ファンタジー部門にて「公女殿下の家庭教師」で大賞を受賞。同作品でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
よっち
29
故郷の敬陽を奪還したものの、アダイによって攫われた白玲。張隻影は軍師の瑠璃や皇妹の美雨に支えられて白玲奪還に動き出す第6弾。策を弄する栄の鼠をものともせず、その都を陥落寸前まで追い込んだアダイ率いる玄軍。そこに残された総力を持って売られた喧嘩を買った隻影が殴り込んでの決戦。白玲とアダイの隻影の隣を巡り火花を散らす関係、そして隻影とアダイの前世の因縁に決着をつけるための激突は不可避で、流石に崩壊していた栄はどうしようもなかったですけど、落とし所は意外にも微笑ましい結末になっていて、これはこれで良かったです。2024/10/21
尚侍
7
とっても面白かった。最後はやや駆け足気味ではあったものの、これ以上ない見事な完結だったといっていいのではないでしょうか。良くも悪くもライトノベルは「きちんと完結」する作品が少ないので、これだけ壮大な世界観をこの巻数に納めて綺麗に完結させたということは素晴らしいと思います。余韻を残した終わり方だったのも良く、さらにその点をあらすじで触れてくれたのもよかったですね。七野先生本当にお疲れさまでした。次回作も楽しみです。2025/02/11
葛宮詠
5
面白かった2024/10/19