出版社内容情報
セツナとアルトのリペイドでの生活も一月が過ぎ、国の一大行事「建国祭」が迫っていた。しかし国王は建国祭より国難対応を優先する。その態度に危機感を抱いた王妃から依頼を受けたセツナは、国王と王妃を取り持つある計画を秘密裏に進めるが、あと少しというところで思わぬ事態に。一方、アルトたちと静かに余生を過ごすラギは「残された時間で何ができるだろう」と悩みを深める。季節は夏から秋へ。北国で交錯する温かな人間模様。
内容説明
セツナとアルトのリペイドでの生活も一月が過ぎ、国の一大行事「建国祭」が迫っていた。しかし国王は建国祭より国難対応を優先する。セツナは国王の考えに危機感を抱いた王妃からの依頼で、国王と王妃を取り持つある計画を秘密裏に進めるが、あと少しというところで思わぬ事態に。一方、アルトたちと静かに余生を過ごすラギは「残された時間で何ができるだろう」と悩みを深める。季節は夏から秋へ―北国で交錯する温かな人間模様。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Liuche
30
【KU】読んでて大幅に修正されてるなぁとよく分かる内容だった。これはこれで穏やかで良いね。まあ、やっぱり原作の方が好きだけど。2024/04/02
ブラフ
12
【図書館】シリーズ第5巻。引き続きリペイド編。リペイド建国祭に際して、様々な依頼をこなすセツナ。幕間では69番目の勇者(セツナの後任)の話が少しずつ進む。少しだけ、勇者とそのシステムに触れられる内容。2024/07/01
瀬々
2
近い未来必ず来るお別れを前に、ひたすら愛しい日常を積み重ねている巻に思えました。王妃様がないがしろにされていることに胸を痛めていたのですが、鳥のシーンでぼろっぼろに泣いてしまいました。間違わずに生きていけたらいいけれど、無理だから分かり合うことを諦めてはいけないんだよなあと思います。2024/11/15
よまイ
1
ほっこりすると同時に、次巻で訪れるであろう話がわかってしまって辛い。 あと、日本は平和だからあまり気にする機会はないと思うが、「建国」とは誰かを犠牲にして成るものなのた。2024/10/06
けつ
1
好きな作風のため、続巻葉読むと決めて読了。いい改変がされてて、よい。本編よりもラギの心情が滲み出てて次巻が楽しみになる。2024/04/23