出版社内容情報
再びやってきた花の宴の季節。昨年は変態皇子の大偉(ダウェイ)に髪を狙われて散々だったけど、今年は静(ジン)と一緒に満喫しようと雨妹(ユイメイ)は心を躍らせる。なのに、紛れ込んだ東国の刺客のせいで宴は大荒れ!
敵は宮廷だけでなく後宮内にも既に潜んでおり、皇太后派閥の計画をことごとく狂わせてきた雨妹も標的にされてしまい……!?
そのとき、祖国を滅ぼした東国を誅するべく、ダジャ王子が失意から立ち上がる!
阿片事件から続いた東国編、ついに完結!
内容説明
再びやってきた花の宴の季節。昨年は変態皇子の大偉に髪を狙われて散々だったけど、今年は静と一緒に満喫しようと雨妹は心を躍らせる。なのに、紛れ込んだ東国の刺客のせいで宴は大荒れ!敵は宮廷だけでなく後宮内にも既に潜んでおり、皇太后派閥の計画をことごとく狂わせてきた雨妹も標的にされてしまい…!?そのとき、祖国を滅ぼした東国を誅するべく、ダジャ王子が失意から立ち上がる!阿片事件から続いた東国編、ついに完結!
著者等紹介
黒辺あゆみ[クロベアユミ]
福岡生まれ、福岡育ちなごった煮作家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ローゼリィ
29
10巻目一旦これで終了続くのは決定済み。変態兄王子がサクッと敵国から奪い返したせいで、宴の真っ最中に後宮でテロ発生。ヒロインのせいで企みを潰された黒幕やら、皇帝の目の上のたんこぶ状態だった皇太后が退場。それぞれ丸く納まって、転生仲間も出来るけど、この先どうなるかなあ。2024/03/17
TAMA
9
「本来なら私は」な人がいっぱいいて、その恨みがあちこちでふき出して関係ない人まで巻き込んだり。承認要求ってはたから見るとこんなかあと(自分を鑑みて反省)。もらえなかったもの(いらなかった人もいますが)を数えるより、できることをなしていく前向きな人たち。まあ見ている先が全く違う人もいますが(シスコン)。静か去っていく、成長したなあ。「またね」2024/10/30
由貴
5
静静がいなくなってしまうのは寂しいけど雨妹のところでのびのび生活して成長しているし、宇や変わり始めたダジャも一緒だからこれからも健やかに育ってほしい。宇は何者なんだろうとずっと思っていたけどまさかすぎる職業だったな…2024/10/12
鳩羽
5
再び巡ってきた花の宴の時季に、百花宮は里帰りする皇族たちを受け入れるために、いつもよりも警備が追いつかない状態になる。静を保護しつつ満喫しようと企む雨妹だったが、やはり宴には悪巧みをする皇太后派や東国の間者が潜んでいて…。花の宴で起こるドンパチの事件の予兆というか、前日譚がそれぞれのキャラの視点から辿り直されて、満を辞してという感じに起きるので、収まりがいいというかきれいに終わった感があった。ダジャさんのことも分かるし、ここで沈みたいな古い皇子が出てくるのも、なかなか歴史が感じられてよかった。2024/03/28
くまくま
4
転生者2024/03/30
-
- 和書
- 襲いかかる聖書