ビッグコミックス ギターショップ・ロージー 〈１〉

〓橋ツトム

小学館（2021/06発売）

• サイズ コミック判／ページ数 224p／高さ 18cm
• 商品コード 9784098610624
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

ギターと、ギターを巡る人々の胸熱ドラマ！

ある街に佇むギター修理の店、『ギターショップ・ロージー』。この店は、金儲けは苦手だが、AC/DCとロックをこよなく愛する兄弟、通称アンガスとマルコムがやってる店だ。
この店には様々な事情と背景を持ったギターが修理のために持ち込まれる。
ギター修理をする中で、顧客とギターに秘められた物語を描いていく、ヒューマンドラマがついに単行本化！！
超有名ヴィンテージギターも作中に複数登場！！
ギターを愛する人も、そうでない人もきっと心に響くはず！！


【編集担当からのおすすめ情報】
ギターと音楽への愛に溢れた連載が、ついに単行本化！！
単なる”楽器”紹介ではなく、ギターを通じてそれを持つ人、奏でる人の想いを描いた秀作となっています。リッケンバッカーのラップスティールギター、フェンダーのテレキャスター、グレッチのジェット・ファイアーバード、そしてフェンダーのストラトキャスターという、名器も多数登場！！ギターの奥深さと人間ドラマに是非浸ってください！！

第0話 RICKENBACKER B6 LAP STEEL・・・3
第1話 TELECASTER58・・・45
第2話 GRETSCH JET FIREBIRD・・・79
第3話 地獄のレスポール・・・113
第4話 プレイテック・・・147
第5話 FENDER STRATOCASTER・・・183

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ぐうぐう]

攻め続ける漫画家・高橋ツトム。最新作の舞台は、修理を専門とするギターショップだ。ギター修理の店を舞台とする漫画が、かつてあったかよ。しかも、ギター修理をエピソードとする一話完結の漫画とは、いやはや、攻め過ぎてるぜ。大金こそ取らないものの、直す（治す）エピソードの一話完結ものという設定は、あきらかに『ブラック・ジャック』へのオマージュだろう。その証拠に、途中でピノコ（ヒカコという名がそのまんまピノコを連想させる）が律儀に登場してくる。何より、『Ｂ・Ｊ』級に面白いのだから、それが一番すごいわ。

2021/08/07

[akihiko810/アカウント移行中]

AC/DCとロックを愛し、ギター修理屋を営む2人の兄弟が、ギターを通してお客の悩みを解決していく一話完結話。　これは良い。作者のロック愛・ギター愛をぶち込んだ作品になっている。作品のテーマはすごくよいので、長い連載になってほしい。ギターだけでお話を作り続けることができれば、だが

2023/02/24

[JACK]

☆ AC/DCとロックを愛する兄弟、アンガスとマルコムのギター修理専門店「ギターショップ・ロージー」。ここを舞台にしたヒューマンドラマ。2人のギターへの愛の強さ、知識の深さ、修理の技術は1級品。そんな店を訪れる客の持ち込むギターとそれにまつわるストーリーとは。少年が曽祖父の遺したギターの修理を依頼するエピソードには泣かされました。20年以上バンドを離れていた中年男が最後のライブに挑む話は熱かった。ギターにまつわる物語が描かれる、熱くてクールでロックな作品。日テレ「ZIP」で風間俊介さんが紹介していました。

2023/08/25

[てつ]

題材がよい。登場人物が魅力的。ギターに関わるエピソードの人間くささ。いいねー

2023/08/06

[ぐぅ〜ちぇ]

高橋ツトムの最新作！ 多種多様な登場人物がAC/DCとロックをこよなく愛する兄弟に関わり、ギターの背景にあるバックボーンを軸に織りなされるロックなショートストーリー。言葉はいらない。これこそがロック。泥臭くて熱い！ 相変わらずこの作者のキャラは、濃ゆくて、嫌な奴ですらどこかクスりと笑わせられる。

2021/07/07